見出し画像

人間関係よければ全て良し

【アイルランド留学181日目】

悩みって色々ありますが、だいたいその原因って「人間関係」ですよね。職場でも学校でも家庭でも親戚でもご近所付き合いでも、誰もが一度は頭を悩ませたことがあると思います。

私も人生でしんどかった時期はいつかを考えると、受験勉強に追われた高校生の頃でもなく、業務量とノルマにひたすら苦しめられた新卒営業時代でもなく、大学上京して初めてのバイト先(焼肉屋)でヤンキーみたいな先輩にいびられていた時です。笑

バイト先の業務内容そのものより、ミスをしたら肩パン、オーダー取りにいくのが遅れたらシャウトされるというヤンキーの巣窟みたいな環境がしんどすぎました。時給がその地域の飲食店でかなり高い方だったので応募しましたが、すぐにみんな辞めてしまうからその時給を餌に人を集めているということだったのです。最終的に「実家でおじいちゃんが倒れたのでもう働けません」という、冷静に考えると何の理由にもなっていない言い訳をして逃げ出しました。ちなみにおじいちゃんは今でもバリバリ元気です。

そのあと、別の飲食店でバイトをはじめました。正直、前の焼肉店より、お客さんの回転率も高く、業務量自体はかなり多くてしんどかったのですが、職場のメンバーがみんないい人だったので、大学卒業するまでずっと続けられました。

他にも、焼肉バイト時代に一人暮らししていたアパートの下の部屋の住民がなかなかの曲者で、こちらが夜中に少し足音でも立てたり床にモノを落とそうものなら、ものすごいクレームが入りました。クレームというか、棒状のもので天井(こちらからしたら床)をガンッとつついて「うるさいぞ」という意思表示をしてくるタイプです。怖すぎる。

こちらが物音を立てるたびに倍以上の衝撃で返ってくるので、最初はポルターガイスト的なやつかと思っていましたが違いました。お化けより人間の方が怖いですね。

直接謝ったりもしましたが、何も状況は変わらなかったので、焼肉バイトを辞めるとともに別のアパートに引っ越しました。新しい部屋はグレードとか設備的な面ではクオリティは下がりましたが、前のようなやばい住民はいなかったので満足感は上がりました。

この経験から、トラブルとか悩みのタネにはだいたい人間がいるということがわかると同時に、逆にいうと、人間以外のしんどさって意外と耐えられるんじゃない?ということを思うようになりました。

今もアイルランドで暮らす中で、天気が悪いとか日本食が恋しいとか英語習得の道が果てしないとか色々ストレスがたまる要因はありますが、学校の先生とか友達とかみんな優しいのでそこまでしんどくはないんですよね。

環境変化に対応する過程で生じるストレスは、人間関係から生じるストレスよりも耐えやすいのではということを思います。

だから、今いる環境で人間関係でめっちゃ悩んでいる人は、すぐにそこを飛び出した方が自分にとって良い結果になると思いますし、そうでない人は今いる環境でもうちょい頑張った方がいいと思います。笑

そして、周りの人間の性格を変えるのはほぼ無理なので、「自分で環境(関わる人)を選択できる力を持つ」ということが、ストレスの少ない人生を送るためには一番重要な要素ではないでしょうか。

----

同じ流れで、将来的に家庭を持ったとしても家は買いたくないなぁと思っています。

金銭的なメリットがどうとか災害の危険がどうこうというわけではなく、やばい隣人がいた時のリスクが大きすぎるからです。考えすぎかもしれませんが。笑





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?