転職について考える

【アイルランド留学221日目】

転職準備をする上で、自分なりに把握しておかなければならないポイントを整理してみました。どこかしらでよく見かけるような図です。笑

無題のプレゼンテーション_-_Google_スライド

転職の際には、できること、やりたいこと、求められていることがマッチしており、かつその業界自体が伸びているところを選ぶのが良いという感じですね。(できる、やりたい)は内的な要素、(求められる、業界の伸び)は外的な要素です。

求められること

これが一番重要ですよね。企業に雇ってもらいお給料をもらう立場としては、企業が自分に求める働きを満たす必要があります。そもそものビジネスの原理自体が、相手の需要に対する供給をすることで成り立つものですもんね。

転職したい企業がいまどんな働きができる人材(どんな経歴を持っている人材)を求めているのかをちゃんと見極めなければなりません。業界や会社の状態や、タイミングによっても変わってくると思うので、その情報を得るのが大事です。自分でIRを読んで予測したり、転職エージェントとかにも情報を聞くのが良さそうです。

できること、やりたいこと

法人営業の経験しかなかったら、職務としてこなせると言えるのは法人営業だけですし、転職先の企業も当然その働きを求めます。いきなり企画職をやりたいとか技術サイドに回りたいと言っても、いやいやいや、となりますよね多分。

ただ、自分の今の経歴や実績という(できること)だけに合わせて職場を変えて行くと、そこからいつまで経っても新しいことは出来るようになりませんし、何より刺激がなくて、退屈です。(できること)をベースにして、そこからプラスで(やりたいこと)に繋がるような職場にいけると、自分の幅も広がっていくのではないでしょうか。

例えば、私は製造業者に対する精密機器の法人営業をしていましたが、今後IT業界に挑戦してみたいとすると、クラウドなどのシステムを法人に提案する企業の中で、製造業者向けの法人営業部門とかなら行けるかもしれません。

今はコンサルを第一志望で応募していますが、やはり実務経験を求める企業は全て書類で落ち、ポテンシャル枠での採用もしている企業しか面接まで通りません。このケースは、(できること)に対して(やりたいこと)の比重がかなり重い希望なので、簡単にはいきません。

ダメだったら(できること)ベースで、法人営業を軸にした転職をしようと思います。

業界の伸び

いくら自分の実力があったり、企業からも求められていたとしても、その業界自体が沈んでいたら、もうどうしようもありませんよね。

自動車のエンジンにめちゃくちゃ詳しいみたいなエンジニアも、電気自動車が主流になってしまった時代では、良い待遇で働くことは難しいかもしれません。その会社自体の業績や戦略だけでなく、市場全体の動向も意識する必要があります。

逆に、市場が盛り上がっていれば、それに合わせて上昇していけるとも考えられます。

母方の祖父は、かつて岐阜県で家具の塗装工として働いていましたが、居間に飾る模造刀のブームが起きることを予見して、刀の鞘の塗装業を起業したそうです。その狙いがあたり、曰く、「やっていることは家具の塗装と大差ないのに、利益は10倍くらい違った」とのことで、完全に市場の流れを掴んだパターンだと思います。

技術を磨くこと以上に、「どこで戦うか」ということの方が大事なことを示す良い例ですね。

まとめ

完全に、自分の考えを整理するためだけに書いたものなので、何か補足とかあれば下さい。笑

留学して無意識に浮足だっているところもあると思うので、ここからはしっかり地に足をつけて、今後のキャリアを考えていきたいです。

がんばるぞ〜!!


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