教える側の方が、教わる側よりもメリットある説 : アイルランド留学【38日目】

ダブリン留学のスケジュールは下記のような感じになっています。

1Q  4〜6月 : スタンダード英語コース
2Q  7、8月 : ホリデー
3Q  9〜12月: ケンブリッジ英検対策コース

今は、第一四半期の前半戦が終了したくらいでしょうか。

うかうかしているとあっという間にホリデーに入ってしまうので、それまでに何かしら仕事を見つけなければ。。。結局先週何もしていないという怠惰な自分が本当に情けない。。。

明日、CV(履歴書)を書こう、絶対。

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ところで、一緒のタイミングでダブリンに来たトルコ人とかなり仲がいいのですが、私の方がクラスのレベルも高いので、英語の宿題を教えてあげたりすることもあります。

そこで思ったのが、「教える側の方がむしろ理解が深まって習得度があがるのではないか」ということです。

なんとなく感覚でそういうものだと捉えて使っていた言い回しとか文法とかも、人に教えるためには、理由を明確にしないと伝えられません。さらにそれを英語で伝えるのはかなり難しいです。正直、教科書の説明を指差しながら、「これを言いたいときには、これを使うんだよ!」という説明とも言えないような雑な解説しかできていませんが、それでも受動的に授業を受けるときよりははるかに頭を使うので、脳の疲労は大きいです。その分、英語でのコミュニケーション力は向上している気がします。

前職で営業をしていたときも、3年目で新卒の指導係をした際には、むしろ自分の方が勉強になっていました。仕事の進め方や考え方を説明する中で、「あれ?これ改めて考えるとやる必要ないな」とかいう部分が結構見つかって、その後仕事の効率がかなり上がった気がします。後輩はそこまで成長しなかったので指導力自体は私にはありませんでしたが。笑

一般的な例としても、どこだかの小学校で、一個上の学年が下の学年の子たちに勉強を教えるみたいな取り組みが、有効だったみたいなことも聞いたことがあります。

ということで私は、「教える側の方が、教わる側よりもメリットある説」を提唱します。

教わる側も当然メリットがありますが、あらゆる情報がネット上で確認できたり、いろんなオンライン学習サービスが存在する中で、「対人」で物事を教わる必要性はかなり低下していると思います。

教える側の方が、自らの理解をより深めることができたり、ちょっとした自尊心を満たすことができるため、メリットが大きいのではないかと思います。

前職で働いていた際も、おじさん世代は教えたがりの人が多かったイメージです。聞いてもないことをめちゃくちゃ説明してくる人もいました。

今後日本では高齢化が進行してくるので、教えたい側の世代の数が、教わりたい世代の数をはるかに凌駕してくるんじゃないかと思います。それでいて、教える側の方がメリットが多いという仮定が当てはまるとすると、近い将来、「教える側がお金を払う学習(相談)サービス」みたいなものも出てくるんじゃないでしょうか。教えてもらう側からしたら、お金をもらって講釈を聞くという感じです。笑

お金払う側も、自分の知識や経験を人に伝えることで、自尊心も満たされ、自らの気づきもさらに深めることができるため、これは結構ニーズあるんじゃないかと思います。

なんとなく、キャバクラとかスナックとかに近しいものあるかもしれませんね。

まぁそんなことを悠長に考える前にもう少し英語がんばります〜笑


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