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「期待しないのが一番」だなんて

休日なので、朝イチでミネストローネを作った。以前潮干狩りで獲れたアサリもたっぷり入れて。

スープを飲んでから溜まった洗濯物をしまったり、軽い掃除をしたり、絵を描こうとしたり、昨日の日記を書いたりと、細々と動いた。

10時ごろから支度を始め、仕事のときは一本にくくるだけの髪の毛をウェーブ状に巻いて、10時半過ぎに家を出る。

向かったのは経堂のカフェであるシェ・ロナ。ここのクレームブリュレが食べたい!!とずっと思っていたから念願の訪問だ。

しかし時間はまだ11時。朝っぱらからクレームブリュレを食べるのもなんだかなあと思い、ブランチセットを頼もうかと考える。

メニューを見ると、ブランチセットには「タルイベーカリーのパン2種」と書かれていてびっくり。タルイベーカリーはいつもいつも私がお世話になっているパン屋なので、この店にシンパシーを感じると同時に「わざわざここで食べなくてもいいか」と判断した。

結局グラノーラセットを頼んだんだけど、甘夏とヨーグルトのかかった程よい甘さのグラノーラはかなり好みの味だった。

そのあとは、いざクレームブリュレ。

これは、いままでに食べたクレームブリュレのなかで1番美味しかったかも。先日行ったカフェバルネで食べた「チョコレートとスパイスのクレームブリュレ」もかなりよかったけど。

すべてのバランスがいいクレームブリュレ

スタンダードクレームブリュレの部門では、シェ・ロナが1番かなあ。

近くに座っていた女性2人組が恋人の愚痴を言いあいながら「結局期待しないことが一番なんだよね」と切ない会話をしている。そんなのを聞きながらのんびり絵を描き、退店。

それからもうひとつ、行ってみたかった店であるFIKAFABRIKENへ。ここではスウェーデンのシナモンロールが食べられるとのことで、ずっと気になっていた。

よく知っているお砂糖のフィリングがしっかりと乗ったシナモンロールではなく、カルダモンが効いていてパールシュガーが散らされた、さっぱりした本場のシナモンロールを食べてみたかったんだ。

甘すぎず、何個でも食べられそう

実際食べてみても、かなりシンプルなパンに近い印象で、罪悪感なくいくつも食べられてしまいそうだった。

ここでも先ほどのカフェと同じく、何組かの女性が談笑していて、主婦と思しき2人が旦那の愚痴を言い合いながら「結局期待しないことがいちばんなんだよね」というところに話を帰結させている。

みんな、悲しくなるからそんなことばっか言わないでよ。

それから移動をして、公園の木陰のベンチでしばらくバイトの仕事をしてからバイト先オフィスへ向かってさらにもう少し仕事。

いまの本業は接客の仕事なので、もはやバイトのデスクワークに安らぎすら覚える。

家に帰ってからは朝作ったスープの残りを飲み、SNSを眺めたりしていたらまあまあな時間になってしまったので、シャワーを浴びて寝た。

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