「必ず2人以上で作業してください」
ちょっとした模様替えをしようと思い立ち、先日IKEAで5万円分くらいの買い物をした。
今日はその商品が届くというので、その受け取りと組み立てのため大切に空けていた一日だ。
8:00-12:00の時間指定でAmazonから届く予定の荷物もあったので、朝から家を一歩も出ずにじっと絵を描いたりしていた。
12時過ぎ、Amazonのほうはなぜか届いていないもののIKEAの商品たちが到着。
でっかいクローゼットと、デスク下の引き出しと、照明、になる予定のパーツたちだ。
実際届いてみると多すぎるしでかすぎる。これをいまから組み立てるのか。嬉しいけど嬉しくないような気持ちになる。
まずはデスク下に置くための引き出しから。もともと机と一体型になっていた収納が壊れていたので、そこを撤去して新しいものを置く。
壊れている棚にもともと入っていたものを取り出して、解体作業を始めた。木屑を撒き散らしながら、バキバキと板を外していく。
しかし途中で、除去したい板が取れない(取ると机そのものを解体しないといけない)ことが発覚。そこが取れないと新しい引き出しは入らない。
じゃあもう無理じゃん。即刻IKEAのヘルプセンターに電話をして、配送で返品させてもらうことにした。
次に照明。シーリングライトを自分で外そうとしてライトの品番を調べ、説明書通りに作業を始める。
でも途中、なんか絶対に取っちゃいけない部品を取っちゃった。電子回路みたいなものが剥き出しになっている。
椅子に乗っても天井にはギリギリ手が届かなくて作業も辛すぎるし、調べても同じケースのシーリングライトがないから電気トラブルの対応業者さんを呼んで見てもらうことに。
「けっこう古いと思うので、ここの部品も念のため交換したほうが…」とか「高所になるので新しい照明お付けしましょうか?」とか営業をかけられるのを一生懸命かわして、どうにかシーリングライトの取り外しだけしてもらって帰っていただいた。
そのあとは彼氏に来てもらって、でかいクローゼットの組み立て。こういうとき、説明書に書いてある「必ず2人以上で作業してください」という表記を見るたびに「いまはたまたま頼れる人がいるからいいですけど……」と思う。
遠い土地に1人で暮らすことになった時とか、家具を組み立てる権利がないのか。
一緒にヒイヒイ言いながら棚を完成させ、うちで一緒にカレーを食べて、解散した。で、1日中家にいたくせに疲れて寝落ち。
模様替えも一苦労だ。