元旦のご挨拶代わりにガジェットレビュー
あけましておめでとうございます。
本来なら新年の抱負とか申し上げるところですが一発目からガジェット散財ネタです。
基本的に、仕事で使う撮影用の主要機材以外はコスパ追求で人柱覚悟のノーブランド漁りが信条なんですが、久しぶりにカメラ以外で最新機種をだいたい定価で手に入れました。自慢にもならないけど。
AfterShokz opencommです。
クラウドファンディングで話題にもなりましたし、このnoteでもいろんな方がレビューしていらっしゃいますので、知っている方も多いと思いますが、骨伝導型イヤホンのマイク付きのタイプです。
ヘッドフォンやマイクロフォンで1万円以上の機材を買ったのは業務用ワイヤレスマイク以外ではほぼ初めてで、ポチっとする指が震えました。
せっかくなので元旦に届くようにして先ほどやってきました。
(配達の方ありがとうございます。m(__)m)
私はもともと強いアレルギー体質の上に、汗かきで、ヘッドホンを長時間つけることができません。なのでリモートワーク中はオープンエア型のヘッドホンとマイク付きのインナーイヤホンとスピーカーホンの3つを交互に使い分けていました。
が、さすがにめんどくさくなってきたので、長時間つけていながら音楽も良い音質で聞けてテレビ会議もこなせるものと言うことで、評価の高いこれを選んだわけです。
AfterShokzはファンも多くモニターで届いて opencommをレビューした人も多いので、たくさんのレビュー投稿が既にネット上に公開されています。
音質がAftershokz最高であるとかマイクのノイズキャンセリング性能がすごいとか、着用感が半端ないとか大体褒めちぎられてます。
とは言っても、どうせ骨伝導だしと言うのと、無料モニターのレビューの書いたものやリリース日に入手するAfterShokz信者の言うことを鵜呑みにしたわけではないんですが、まぁさすがにこの値段だと外す事はないだろうなという感じです。
詳しい使い方やレビューは他の記事でも探していただくとして、ネット上の評判と私が使ってみた感じの差異を記しておこうと思います。
音質はネットの評判ほどではないかも
まず一番楽しみにしていたのが音質なんですが、これは正直期待はずれでした。ネット上ではインナー型のイヤホンに迫るとか書かれているんですが、全くそういうレベルではありません。
骨伝導ヘッドホンでは1年半ぐらい前に買った4000円位のノーブランドのものも持っているのですが、それと比較して音の解像度はすごく上がっていますが高音低音のレンジはそんなに変わりません。
特にこのモデルはマイクをつけていることによる重量増を軽減するためか、振動ユニットが小型化されているので低音に関しては全然ダメです。
ただ、会話に特化した仕様になっているらしく、人間の声のちょっと高い所はものすごく解像度高くはっきり聞こえますので、音楽を聴いていてもラジオっぽくない心地よさはあります。
とても自然な装着感
次に装着感ですが、これは素晴らしいです。どこか一点に圧がかかるのではなく耳の周り全体で圧を分散して受けているようで、眼鏡をかけているのとほぼ同等の気にならなさです。
フレームはチタンらしくその周りをシリコンでぐるっと覆ってあるのでアレルギーがあっても大丈夫です。さすが高い機種は金がかかってますね。
あと操作ボタンも凹凸がはっきりしていて位置関係もわかりやすく、この辺の設計の緻密さはノーブランド機種とは明らかに違います。
マイクは優秀なノイズキャンセリング
次にマイクの性能ですがこれは正直まだわかりません。
マイクの音質自体がそんなに高くないのはわかりましたが、この機種はノイズキャンセル機能が秀逸なのでそこはまだ試せていません。
今のところですが、この原稿は基本的に音声認識で声で入れているのですが、問題なく入力されています。
あとマイクが先端の部分に1つと側面に一つの合計2つ付いています。
おそらくは側面についている方がノイズキャンセリング用のマイクで先端のマイクとの騒音差を検知してノイズキャンセリングをしているのであろうと思われます。
と言うことを考えてもかなりの騒音下でも使えるんじゃないかなと言う風には思っています。
あと充電についてもマグネット式なので、マイクロUSBコネクタを壊すんじゃないかと恐る恐る毎回挿す必要はなくていいですね。
ただ専用品なので出張の時はケーブルを外して持ち歩かないといけないところがめんどくさいのですが、2時間充電で16時間位使えるそうなので宿泊以外では必要なさそうです。
ちなみに5分充電で2時間使えるそうで急な会議でも大丈夫!
めちゃ便利なマルチポイント接続機能
あと地味ですが1番嬉しかったのがマルチポイント機能。
普通のBluetoothヘッドホンとかは、どれか1つの端末につながってしまうとその端末のペアリングを切らないと他の端末につなぐことができません。
ところがopencommについては、マルチポイント機能をオンにすると、二台の端末を同時に接続することができます。
例えば、今私はMacBook Proで音声入力でこの原稿を入力していますが、同時にWindowsのデスクトップPCでAmazon musicの音楽を鳴らしています。
そういう環境下でも普通に使えています。
実際には音声入力ボタンを押すとウィンドウズ側の音楽を一旦消して、マイク音声だけを取り込んで、取り込み終わると再びウィンドウズ側の音楽が鳴り出すので、これに限っては実用的な使い方では無いのですが。(切り替えが面倒だっただけです)
ただデスクトップで音楽を聴きながら急にカメラの付いているMacBookでテレビ会議をする、もしくは二台同時に並行作業すると言う事は普通にありますのでそういう場合にいちいち切り替える必要がなくなると言うのはものすごい便利だと思います。
あと、スマホで音楽を聞きながらノートPCで作業する方とかにも重宝しそうですね。
なので結論としては当初目的通りこれ1台で朝から晩まで配信以外の全部の仕事をこなせそうと言う感じです。
配信ではさすがにこの音では厳しそうなので別のマイクを使いますけどね。
そんなわけで(どんなわけや?)本年もよろしくお願いします w
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