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一年後の日本をどうするか考えてますか?

「どうなる」じゃなくて「どうする」です。ひとりひとりの行動変容ですから。

とりあえずゴールデンウィークが開けるまではStay home! これは仕方ない。

とはいえ、パチンコ屋の営業を電話妨害で強制自粛させて、海や山にまで非常線を張っていながら、遥かに感染可能性が高い都心のオフィスや役所は全員出勤というちょっとおかしな状態になっちゃっている気がします。

もちろんオフィスに出勤の必要がある人たちは、重要で緊急の仕事があるので出勤されているわけで、パチンコや海水浴は不要不急ではありますけどね。

しかし、経済活動は余暇時間の消費でかなりの部分が成り立っているため、補助金と緊急融資をバンバンやったところで、入るほうがなくなればやがては行き詰まります。日本のGDPはだいたい500兆円ですから、一年中この状態が続けば億どころか1兆円の支援でも到底足りません。

そしてこのウィルスは世界中に蔓延していて、もし仮に日本が撲滅に成功したとしても鎖国をしない限り入ってきます。そのときに外人さん見たら石投げる国になるんでしょうか?

今までは「非常事態」ではあったのでGWまではこれでいいかもしれません。ウィルスについてもよくわかっていなかったし、アメリカやヨーロッパではバタバタ死者が出ているので「とりあえず全部止める!」しかやりようがない。

でもたぶん今の状況を3ヶ月も続ければ、財産も家も失って、それを支援するお金も無くなって、自殺者と感染死者のトレードオフみたいになってしまいます。なので、そろそろGW開けにはどうなるか、とかどうすべきかを国も私達ももっと冷静に考えるべきなんじゃないかと思います。

むしろGWっていうのは、ただの謹慎期間ではなくその後の新しい世界へ移行するための準備期間と考えるべきなんでしょうね。

高齢者守るために若者が教育機会や職を奪われるのもなんだかなだし、海にも山にもいけなくなって、家庭内DVが増えて経済的困窮で家からも出られない人たちが発生するのもおかしな話。

守るべきものは誰で、変えるべきものは何かをもっと具体的にしていったほうがいいと思うんですね。
なんだかんだ言っても、もうロングスパンの集団免疫獲得作戦しかなさそうだし、三密状態だけを徹底的に排除しながら、高リスク者をいかにして守りながら低リスク者の経済活動を戻してゆく順序をGWのうちに決めとかないといけないとおもいます。

具体的に言うと、

・高リスク者の隔離政策をちゃんとやる。高齢者や基礎疾患のある人は家から出ない、でなくてもいいように生活支援の体制を作る。

・三密を徹底的に排除する。家の外でマスク着用しないと罰則、会食と集会は2年くらい禁止(ちょっと長すぎか)、該当する業種の転換のための手厚い補助。

・オフィスワークの禁止、リモート環境への手厚い補助。ペーパーレスとハンコレスのための法整備。

これだけでかなり違うのではないかと。会食についてはたぶんきつそうな気がするけど。テレビ会議では情報は伝わるけど共感を伝えるのはなかなか難しいですからね、リモートでも事務仕事や会議は普通にまわるけど、リモート遠恋は辛いよね。

あと、ぶっとい物理回線の増強ももう国家事業でやってほしい。各家庭に巨大テレビと会議端末(ゲーム機で十分な気が)配れば、かなり対面は防止できると思う。

教育もZOOMとか手段を検討する前に、子供の成長に必要な要素をちゃんと書き出してそれを補う手段の選択肢を提示すべきでしょうね。

・教科を教えること(ティーチング)
・子供の強みを伸ばしてあげること(コーチング)
・メンタルケアをすること(コミュニティ?)
あとなんかあるかな。

それぞれに方法は違うし、地域のケーブルテレビや地方局と組んで教科を一括で教えて、個別にはテレビ会議やグループウェアでフォローして、あとネットでのコミュニティをちゃんと運用すると、週に1回教室に集まれば(もしくは分散登校)十分ではないかと。

っていうように大きい方針を決めて、そこから一つ一つを一人ひとりが考えてその上で議論してゆくのがいいと思う。少なくとも自分はどうしたらいいか休み中に考えたほうがいいですよね。

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