皇室問題 小室圭・眞子夫婦について

2017年の婚約から今に至るまでメディアを賑わし続けている皇室(秋篠宮家)。

日本人ならだれもが知っているこの問題はなぜ沈静化せずにずっと非難を生み続けるのか。それはもう日本人の悲しい農耕民族の性なのかもしれない。

上のブログで一連の流れは理解できるかと思うので今さらなにがあったかについては述べない。単純に私の下流なりの考察を述べていくだけ。

そもそも一般家庭に置き換えてみる。

私も別居中ながら娘を持つ親なので自分なりに自分の娘が結婚適齢期に彼氏(小室)を連れてきたらどう考えるか。

そもそも学生時代にプロポーズしていて三菱UFJに務めているなんてエリートだったら結婚に反対する理由がないと思う。

宮内庁が小室圭氏の調査をどこまで行ったかはわからないが、一般家庭であればまず話を聞いたらOKするほかなく、ましては娘が惚れ込んでいるとなれば嫌という親なんているわけない。秋篠宮だって親なんだから。

その後に出てきた問題は一般家庭には絶対調査されない内容

日本国民が最も納得いかない問題、それはもちろん小室氏の母の金銭トラブルである。

元婚約者に対し合計約400万円ほどを2010年の交際から母の佳代氏がもらっており、元婚約者がそれは借金だというところから週刊文春が報じて問題となった。

結論から言うとどちらも胡散臭いし、元婚約者も最初から金の無心されるくらいならとっとと別れてしまえばよかったのでは?といつも思う。

佳代氏も佳代氏でよくもまぁ400万円も貰って学費に充てるよなと傲慢さに感心する。

そもそも、この問題は一般家庭では起こりえない問題である。相手側にこのような事情があろうともまず気づくことはないだろうし、仮にあったとしても親しく相手側と交流しなければ良い話であくまで結婚は当人同士のものなんだというところだという認識である。

それでも例えば結婚前にこのような情報が出たら確かに心配する内容ではあるのでやはり眞子氏は気の毒としか言いようがない。

人間性と公金(税金)の問題

結局、ここに尽きる。ここが一番の問題である。

例えばの話、小室圭氏がNYの弁護士にならずに三菱UFJで働き続けて結婚したとしたらここまで批判は大きくならなかった気がする。

まるで国外逃亡でほとぼりが冷めるのを待つかのようにNYへ留学という点に国民の不信感が爆発したのだと予想する。

あのまま三菱UFJで働きながら国内にとどまって、義理事をしっかりすましてしまえばここまで大きな問題にはならなかったはず。

NYに留学することになり、警備費用等、宮内庁が工面したお金は当然税金から出ており、ここに批判が集中しているのだ。それにのっかる形で眞子氏にも批判が集中し、PTSDという病気にまでなってしまった。

血税を使われたくない国民性と国民の貧困

上の問題の根本にあるのは現在日本が置かれている立場も関係する。

仮にこれが日本経済絶好調のバブル期であればどこまで批判があったか、今よりは少ない気がする。

日本はまさに斜陽国家の一途を辿り、総貧困時代に突入しようとしている。ロスジェネ世代を筆頭に平成不況からぎりぎりの生活を続ける国民が納めた血税を使われたくないという不満に対し、ちょうどよいサンドバッグのような社会問題だったのだろう。

日本は周りと違う人間をたたく傾向にある。とにかく周りが批判しているなら私もしていいという陰湿な国民性なのだ。島国で農耕民族である日本人はDNAがそもそも内向きの陰湿体質なのである。

一般家庭であれば、そのまま適当に認めていく流れになるだろう。

人生は一度きり、愛し合う経験なんて一生に何度もあるものではない。結婚なんて元々は政略的な意味が強いものなので当然、位が高ければ相手側と結ばれて得がなければ意味がない。ただ、純愛を貫いた娘にこいつと結婚するなと誰が言えるだろうか。

そういう複雑な感情が秋篠宮にはあったのではないだろうか。つまりこの問題はどうしようもなかった、防ぎようがなかった問題だったのだ。皇室だろうが一般家庭だろうが、どうしようもなかったのだ。ヤフコメでだれが文句を言おうと。

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