メンタルケアの観点から、創作や表現、鑑賞についてを考え中です🤔💭⑦音楽療法について(ちょっと脱線回)


前回からちょっと脱線して、今回は既存の『音楽療法』について、考えてみます。

大タイトルにある〈創作・表現・鑑賞〉のうち、後ろ2つが対象の内容かもです(=表現と鑑賞)

音楽療法の概観と、気をつけられていること


音楽療法の効果についての内容が、簡単にまとめられていて分かりやすいと感じたサイトです↓
https://eonet.jp/health/article/_4105568.html

すごくポイントだけ抽出すると、
・心身のリラックス・ストレス軽減
・痛みや不安の緩和
・障害のある方への支援
・認知症の周辺症状の緩和
・コミュニケーション力の促進
といった効果を目的に、医療機関や施設・教育現場で行われているみたいです。

実施時に気をつけないといけないことは、
・音楽療法を受ける人に、予想外の情動反応が起こりうる(対処方法を知っている専門家つまり音楽療法士が側にいる必要があるケースも)
・音楽療法を受ける人の状態を把握して、それにあった方法を選択する必要がある
・音楽療法を受ける人の好み、意思を尊重する(無理強いしない)

つまり、実施者は人間の心理面だったり、対応するための幅広い音楽ジャンルに精通している必要がある、みたいですね。(『音楽療法』という名で行う限りは)

自分の見たことのある『音楽療法』


(見てきたものの簡単な共有です🫠)

自分が実際に見たことのある音楽療法は、
①医療機関の緩和ケア病棟での音楽療法
②精神科閉鎖病棟での音楽療法
この2つです。

①の見させてもらった所のやり方は、
医師が、音楽療法を希望する患者さんのリクエストからカラオケ音源を作ってきて、病室内に2〜3人で行き歌っていくというもの。
(先生ギター弾き語ってた。すごかった。)
患者さん、嬉しくて泣いてしまったり、笑顔で腕だけ踊りだしたりしてました。
治療の一環なんだなぁと感じました。

②は、病棟の広場でカラオケ大会みたいな形で行われていました。ご飯配膳のときには力が入らなくて転倒してしまう状態の患者さんが、この時だけは何か乗り移ったように力強く元気に歌っていたのがすごく印象に残っています。振り付けもつけながら、とても楽しそうでした。

まだまだきっと色々な効果があるんだろうなぁとなんとなく感じてます。認知症の人の記憶や感情にアプローチするとかもありそうだし、もっと広く色んな人の心身の健康につながることもありそうですね。

今の自分じゃ知識不足過ぎて何とも断言できないですが🫠


今回はここまでにします🙇‍♂️
読んでくださりありがとうございました‼︎

気になるテーマメモ(現在)


①『気分』と『感情』について、レベル別で分けて考えてみたい10/2、10/10済


②自律神経別に分類した感情から、顔の表情の分岐を考えたい


③視覚・聴覚から受けるイメージから、どちらかの自律神経を優位にする要素が分類できるならば、考えてみたい
(無限大の可能性があるかも)

④自律神経の過剰とバランスを考えたい
(作品等からの刺激や影響があるとしたら)
・不足を促すという考え方?
[メーター振り切れ状態を正常にしたり、止まってしまった振り子に再び動きを与えるイメージ]
・整えるという考え方?
[一旦乱れをリセットしてリズムを取り戻すみたいな、電気ショックみたいなイメージ]9/25済


⑤音楽と記憶のメカニズムを考えたい
(想起の傾向、認知面への影響はあるか)

⑥『音楽療法』という考え方と、実際の行われ方、気をつけられていることをまとめたい10/17済


⑦緩和ケアにおける音楽療法からの着想
(どうにも変えられないことに対しての)
身体的苦痛
精神的苦痛
社会的苦痛
スピリチュアルペイン
→これらの緩和の要因について考えたい

⑧社会生活状況別に、どちらの自律神経に傾きやすいか。またどんな身体の苦痛症状が出やすいか。を考えたい9/25済


⑨脳内依存と気分・感情の切り替え、その人自身を守る考え方についてまとめたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?