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Vol.130 ワクチン接種のため一時帰国 2022 (渡航前編)

在外邦人向けに、羽田/成田空港で追加のワクチン接種を受けられる仕組みを国が用意してくれていて、そのお世話になるべく一時帰国しました。

昨年の模様は☝️ 帰国に際しての要件はこの時に比べれば緩和されていて、タイからの場合は到着後の待機などは必要ありませんでした。また書類関係もアプリでの登録に対応しており、大分スムーズになっています。但し最大の関門は、渡航前72時間以内の陰性証明書の取得。先日も書いた通り、私の周りでも罹患者が増えているので、本人がそのつもりでなくてもPCR検査で陽性反応が出る可能性はあります。万一、陽性だと予定のフライトに搭乗できません orz

検査して証明書を出してくれる医療機関も増えていて、中でもバンコク在住日本人の口コミが多い”あそこ”にしました。サミティベート病院スクンビットのすぐ近く。渡航2日前の朝10時に到着すると、既に行列が出来ていました。ウォークインでの受付もしているようです。私は予約してあったのでスキップして料金(1,500バーツ)を支払いあとは流れ作業。混んでいた割にはスムーズに10分程で終わりました。因みにここは厚労省のフォーマットに則った書式を事前に手渡してくれて、結果は後ほどメール添付で送られてくるので、そのフォーマットを使いたい人は自己責任で書き込む方式です。

ん?🤔

さてその日の夕方、無事に医師のサイン入り英文陰性証明が届きました。ホッ☺️ これをアプリにアップロードすると暫くして画面が青信号に。これは帰国要件の審査に通過したことを意味します。この画面を着陸後、担当の方々に見せるとスムーズに入国手続きへと進めます。

渡航当日は夜中のフライトで、夜にホテルまでお迎えに来てもらいました。タイランドエリートの特典で空港リムジンを利用することができ、BMWで空港までの道中を快適に過ごす事ができます。降り頻る雨の割には市内の渋滞も比較的スムーズに抜けられて、程なくして空港に到着。ここからの動線をエスコートしてくれる、金ピカのユニフォームに身を包んだタイランドエリートのスタッフがドアを開けてくれて、笑顔にワイ(両手を合わせるタイの挨拶)で出迎えてくれます。最初、タイ航空専用のビジネスクラス・チェックインカウンターに向かったところ、案の定まずまずの混み。ここでスタッフが機転を効かせて「あちらのカウンターでも宜しいですか?」と何やら意味深な笑顔を浮かべて私に尋ねます。Sure, もちろんお任せしますよ…?
そのカウンターとは、ちょうど裏手にあたるスターアライアンスのゴールドメンバー専用カウンターの事でした。エコノミークラスを利用する対象メンバーは、この専用カウンターを利用できます。このカテゴリー分けからして想像に難くない通り、こちらも中々の混みだったのですが、ここでスタッフがまさかの力技に出ます。一つ隣の誰も並んでいないレーンで私を待たせ、隣で応対中の接客が終わる頃合を見計らってカウンターのスタッフに合図。列の1番前で並んでいた方がそこへ向かってくるのを連携プレーで制止してカットイン!?での優先案内…😵

いやぁ気まずいっスよ…🤣 1番目の方だけじゃなくて列全体から何だか冷たい視線を感じるし、時間的に並んでいる大半は日本人… 恥ずかしくて列を直視できず、真っ直ぐカウンターだけを凝視して歩を進めました。こうしてお陰様で時間的にはスピーディにチェックイン。ここから荷物検査 + イミグレーションからのラウンジに至るタイ航空上級クラス専用の動線は、昨年の帰国時は閉鎖していて他のエアラインと共用だったのが、通常のオペレーションに戻っていました。無事ラウンジに到着し、エスコートしてくれたスタッフとはここでお別れ。先程のチェックインもそうですが、動線上でイミグレ職員や空港関係者、タイ航空スタッフなどの顔馴染みに丁寧にワイをしていて、私たちをスムーズに案内できるよう日頃から関係づくりに勤しんでいらっしゃるのでしょうか。丁重に御礼を伝え着席し周りを見渡すと、ここもフライトを待つ客で賑わっています。そして食事を済ませてから免税店にも立ち寄ってみたところ、昨年ほぼ改装中だったエリアも一新され、活気にあふれた華やかな空港の姿が戻ってきていました。

さて、そろそろ出発時刻が近づいてきたので搭乗口へ移動。ラウンジからは結構距離があり頑張って歩きます。そしてゲートで搭乗の案内を待っていると流れたアナウンスは… 思わず「はっ?」と声を上げてしまいました😵 

少し長くなりましたので続きは次回、後半で。

*******Disclaimer*******
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