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Vol.176 年頭のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

年始早々、大きな地震に羽田の事故と、日本から心の傷むニュースが次々と届きました。亡くなられた方々にお悔やみ申し上げると共に、被災された皆さんが1日も早く穏やかな日常に戻られるようお祈りします。

ワットスタット: 元日の夜間拝観

羽田空港は先日、バンコクへ戻ってくるのに利用したばかりで、かつ今季の北海道スキーに向けて正に千歳→羽田便を予約してあり、どちらもJALなので余計に驚いております。

詳しい事故の分析はこれからなされるでしょうが、普段から飛行機を利用している者の率直な感想として、皆さん指摘されている通りJALであった点、そして恐らく国内線であった点が、奇跡の脱出に寄与したように私も感じます。

他方で、先日の投稿でも指摘した通り(下記参照)都心ど真ん中にあり離発着で忙しい羽田に毎回スリルを感じてきたのは確かだし、運用オペレーションがもっと雑な国が他にありそうな中で、相対的に安全と考えられた日本で、こうした事故が起きてしまったのは残念ながら事実です。繁忙期とイレギュラーなオペレーションが重複したのも一因かも知れませんが、属人的な話に帰結するのではなく、どうしてシステムがワークせずに今回の事態を招いてしまったのか構造的な問題を明らかにし、今後の改善に繋がることを期待します。

ところで参考までに、私の搭乗時スタイルは基本的に昔から変わらず、15年以上前に買ったプラダのチョッキを未だに愛用しています。スタイリッシュでありながら着脱しやすく機内での寒さ対策にもなる他、ポケットが沢山ついていて、パスポートを始めとした大切なアイテムの収納に重宝します。

今年もこのチョッキを纏って、あちこち飛び回ることになりそうです✈️

最後に一冊、本を紹介します。こないだの帰国時に買って機内で読み始め、正月に読み終えました。養老先生と脳科学者の茂木さん、そしてゲンロンの東さんが鼎談した内容が収められています。日本で暮らし、なんとなく生きづらさを感じていらっしゃる方などは是非 ➡︎

『日本の歪み』(養老孟司氏、茂木健一郎氏、東浩紀氏 / 講談社現代新書)

*******Disclaimer*******
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