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テレワーク3年。見えてきた事と課題

 テレワークが広く普及してから、3年が経ちオフィス出社が増えてきているのじゃないかなと思っています。1都3県の電車は増えてきていますしね。

 その中で、見えてきた課題があると思います。あくまで、うちの周りだけ(ご近所さん)の話になりますが、まとめようと思います。

出社もテレワークも効率はさほど変わらず個人の適正次第

 テレワークだからって業務効率が上がるわけではないなというのが3年の総評。
 テレワークに伴って、今まで「便利だけど、導入を検討していた効率化ツールを導入した」という点で業務効率が上がっている企業もあります。そもそも便利で導入がいつも検討してたレベルの企業であれば効率はあがります。それはツールによる効率アップ。テレワークだろうがオフィス勤務だからって大差はないなという感じです。
 テレワークで、対面でコミュニケーションを取らずに黙々と仕事をしたいタイプだと効率がよく、あと人の目を気にして余計なことに力が入ってるタイプも業務効率は良くなっています。一人で黙々とできるタイプの人はテレワークを推奨します。
 テレワークに向かないのは、とにかく人に見られるほうが効率があがる。誰かと仕事をしている感覚があるオフィス勤務がいい、家族の理解があまりなかったり、実家だったり、騒音や自宅の仕事環境が良くない仕事のON/OFFが出来ずにストレスが溜まるなど…そういう人はテレワーク向いてないです。

 結論、十人十色でテレワーク=業務効率化にはならないという点。適材適所。

テレワーク時の費用の問題

 環境を整えるための費用を個人に負担させてる企業が多すぎる。また、自宅インターネットや、各個人のスマートフォンなどに認証ソフトを入れさせたりと個人に負担させる傾向があります。特に大手企業に派遣されている「派遣社員」に対して負担をさせてるのを散見されます。

 テレワークを行っている企業は「出勤手当」を廃止しているところも多いと思います。その分、十分な支出コストを抑えれられているはずです。相乗りラッキーみたいな気持ちだから、効率が悪くなるんじゃないですか?

 うちも派遣さんをお願いすることがありますが、テレワークの場合は環境整備費を払いますし、相乗り分の費用(出勤手当相当)をお支払いしています。それが給与以外での経費として支払うべきものだと思います。

テレワークが適正かどうかは業務によるがオフィス勤務のほうが上手くいくこともある

 オフィス勤務の利点とかあるんですか?とかSNSで見ますが、それは業務の種類によります。
 オフィス勤務のメリットは「スピード」「雑談による伝達のスピードアップ」「信頼関係の向上(人による)」など、なんかちょっといい感じ(と感じる人もいる)部分は、オフィス勤務のほうが圧倒的優位性を持ちます。トラブルの対処なんてのは、テレワークだと知見を持っている人を探したりしますが、オフィス勤務だと、ちょっとした雑談で事足りる場合があります。

 本当に「適材適所」です。

結局…テレワークとオフィス勤務

 うちは50:50で、うまく調整して働いてね!ってスタイル。テレワークしたいわーっていうんだったらテレワークしたらいいし、近所に永遠に吠えてる犬いるんでオフィスで!なら100%オフィス勤務でOK!みたいな軽いノリで仕事してます。

 どうしても、私はテレワークが良いという方がいると思います。そういう人は環境に依存せずテレワークだろうがオフィス勤務だろうが「仕事で結果を出すこと」が重要で、テレワークの優位性を証明することでマネージメントをしてる人間や、経営者は判断すると思います。ま、、、経営者の頭は石頭な人も多いので、そのあたりは難しいと思うので、その時は思いっきり転職です。

 あと、企業が働いている人の設備をラッキー相乗りするのだけはマジで許す気になりません。特に上場しているような大手企業さん。そういうの多いですよね?派遣社員で業務の大半を賄っているのにそれは無いですよ笑


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