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留学少女の「POPSICLE」を聴いて

「POPSICLE」という曲を知ったのは昨年の12月でした。KPOPをよく聴くので、その関連で出てきたと思うのですが、よく覚えていません。
 韓国で留学少女という番組が放映されたそうです。留学少女とは様々な国から集まってきた10名の少女達が共同生活を送りKPOP等を体験する番組です(2019年放送)。その企画の一環でMVができたらしいです。
 らしい、と書いたのはわけがあり、私はリアルタイムで番組を見ていたわけではありません。なので詳しいことはわからないので、上記で書いたことも間違っているかもしれません。ご了承ください。
 冒頭で書いたように「POPSICLE」を聴いたのは最近です。意味はわからないけどかわいらしい曲(残念ながら日本語字幕も日本語訳も見つかりませんでした)だな、と思いながらMVを見ました。
 国は違ってもKPOPが好きという共通点があるせいか、歌い踊る少女達はとても生き生きとしているように見えました。
 MVを見た後、興味をもったので留学少女について調べてみました。集まった10人の出身国はアメリカ、タイ、ノルウェーなど本当に様々でした。
 その中で胸が痛むことがありました。
 10名の中に出身国がロシアの少女とウクライナの少女がいたのです。
 ロシアとウクライナの現状は皆さんもご存じだと思うのでここで細かくは書きません。
 この番組時はこのような事態になろうとはほとんどの人が予想していなかったのではないかと思います。もちろん、この少女達も。
 ロシアの少女とウクライナの少女の現状はわかりません。そして、どんなことを考えているのかもわかりません。
 しかし、推測をして良いのならば、複雑な気持ちを抱えながら暮らしているのではないでしょうか。
 この2人の少女が一緒に活動をしたことは紛れもない事実です。
 人と人とが触れ合った時、国と国との事情を超えたものが生まれると私は考えています。映画、ドラマ、小説にもそのような作品は多くあります。
 ロシア人の中にも戦争を反対し、ウクライナ人を支援している方々もいると聞きます。
「○○人だから」と考えるのはとても楽です。でも、そこで思考が止まってはいけないのではないでしょうか。
 私達が今の事態を止めることは正直に言って難しいでしょう。しかし、願うことならできます。
 私は願っています。再び、好きなものを通じて世界がつながれる日がくることを。そして、日本版の留学少女ができる日を。


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