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ロングステイ時の為替対策

為替ヘッジについて


ロングスティをしていて、気になるのはやはり、為替レートですね。

わたしも生活の拠点は日本なので、どの国にいようが、日本円に換算して、物価をとらえてしまいます。円安のときには、欲しいものをあきらめてしまうこともしばしば...

そんなわけで、近年はレートの良いときに(= 円高基調の時に)外貨を購入して為替ヘッジをすることにしています。

海外でのロングスティの際、交換した外貨を使うこともできますし、外貨購入時よりも円高であれば、円貨を外貨に両替して使い、円安であれば、そのまま購入した外貨を取り崩して使うという、選択ができます。

近頃は円安ですので、日本国内でも輸入品の価格が上昇しています。この方法を使えば、日本にいても、円安の影響をあるていどヘッジできます。強くなった外貨を円貨に交換して使えばいいのですから。


手数料をいかに抑えるか

もうひとつの抑えるべきコストは送金や為替等の手数料です。

どこの国であれ、近年は旅行者が現地の銀行口座を新規に開設することが難しくなってきました。

社会保障番号や納税者番号、現地での住所や居住実態を証明する公共料金の請求書、現地の運転免許証、定期的な所得や資産残高があるかどうかを証明する書類等、国と金融機関によって異なりますが、旅行者には入手できない必要書類の提出を求められるケースが多くなりました。

ここでロングステイの強みが出てきます。

数か月間の滞在であれば、上記の必要書類や証明を申請し、入手するための時間を確保することができるうえ、事実、現地に住むことにより、居住実態を証明できる可能性は格段に大きくなります。

一度、滞在先の銀行口座を開設すると、日本からその口座にまとめて滞在費を送金することで、その後は現地のキャッシュカードで現地通貨の引き出しが可能になります。日本の金融機関の為替手数料や、海外への送金手数料は銀行によって異なりますので、手数料の安い銀行を探すのが良いと思います。

そうすることで、従来、両替商に支払っていた高額な為替手数料や、日本で発行されたカードを使って滞在先でキャッシングした場合の、利用手数料を抑えることができます。

また、近年はキャッシュカードにデビットカード機能が付帯している場合が多いので、現地金融機関が発行するデビッドカードでキャッシュレス決済も可能です。

今日はロングステイ時の為替ヘッジと金融機関手数料対策について書いてみました。

ご参考になれば幸いです。







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