見出し画像

グリーンカード面接の簡略化とその考察

グリーンカード面談・自身のケース

かなり気負って臨んだ、グリーンカード面接であったが、申請者の本人確認程度で、面接はなかったに等しい印象をうけた。

家族に関していえば、担当者と一言も話すことはなかった

帰宅後、同様の事例はないかと、ネットで調べてみたところ、数多くの海外サイトで面接が簡略化、もしくは省略されている事例やそのことに関する説明を掲載していた。

正式なUSCIS(米国移民局)からのアナウンスメントではないので、このブログを読んでいただいている方々にはご自身で確認していただきたいが、要約すると以下のようなことであった。

・ビザ面接のWaiver(権利放棄)はUSCISの正式な方針ではない
・しかしながら、COVID-19の影響もあり、ビザ面接を省略する場合がある
・面接を省略するか否かはビザの種類や申請者、ケースによって異なる
・また、その判断は米国の在外公館それぞれにゆだねられている

ずいぶんと曖昧な言い回しではあったが、グリーンカード申請者にとっては朗報であろう。もう少し前に知っていれば、楽しい東京観光ができたのだが。

政権交代の影響か

自身はDV-2022(2022年度のグリーンカード抽選プログラム)に当選したが、前年のDV-2021および前々年のDV-2020のプログラム当選者は面接がCOVID-19の影響もあって進まず、ビザの発給が滞り、訴訟問題に発展している。

一方、政権交代以降はメキシコとの間に壁を建設したトランプ政権とは異なり、バイデン政権が不法移民に対しても永住権を付与するなど、移民の受け入れをスピーディー、かつ、大きく緩和した。

そういえば、DV-2022からはバイデン政権であったのだ。

このことに関しては想像の域を超えないが、グリーンカード面接の簡略化が政権交代と大きく関係している印象を受けた。

約2週間後、移民ビザが貼られたパスポートが自分と家族に届いていた。

アメリカは広い、さて、どこに行こうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?