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野窓 礼峰
2024年2月28日 10:49
少しだけ疲れたからちょっとだけ夢みがちだから大きな期待をしたから悲しいああ、最初からわかっていたことそれなのに私の心は何も見ようとしなくて何も見えなくてあなたの瞳をまっすぐ見つめられたら少しは変わっていたのかもしれないいまさら、いまさらのことこの感情は一瞬で永遠のものだから忘れられないだろうし忘れる事を許してくれない不意に誰かが泣き始めるやっぱりみんな悲し
2024年2月28日 10:26
もう帰ってこないってわかったとたん心のどこかに空白があったと理解する寒空の下プラットフォームでどこかのだれかを待つそれが君なのかどうか僕にはわからない本当はわかっているのにわからないふりをするわかろうとしない僕がいる来ないかな来てくれないかな来てくれない方がいいのかもしれないあと10分、20分待とうそしたら来るかもしれないし来ないかもしれない結果がどうであれ
2024年2月28日 10:18
来ないかな来ないだろうな来ないかな来ないだろうなそんな馬鹿みたいな期待が行ったり来たり信じたいものを信じて信じたくないことを信じない人間って馬鹿な生き物ですね哀れな私はプラットフォームで行き合う人々を見送って数限りないドラマを知る今日は晴れですとっても気持ちのいい空です絶好のお出かけ日和ですなのに、なのに私は灰色の壁を眺めていつまでも悲しい夢を見ています
2024年2月20日 09:30
この世の中には正解なんてなくて不正解なんてものもないだから僕は良いとか悪いとか正しいとか正しくないとか好きとか嫌いとか考えずにただ思った通り行動し実行していくだけそれが間違いだとは思わない
2024年2月17日 17:30
「なぜ?」を考えてもしょうがないしょうがないよしょうがないよね多分答えなんかないだろうし言葉になるものが全てじゃないし直感って結構大事だからだから「どうして?」なんて考えない君がそう判断したなら僕はそれを支持するだけ本当はわかってほしいって思うけどもういいもういいよもういいよねさようなら
2024年2月16日 00:02
無言のお別れあなたに会ってもさようならも言えない私けど、これでいい これでいい春一番が闇夜を貫き何かを失った痛みだけ 痛みだけがポツンと残されているきっと明日素晴らしい朝を迎えられる心の中に傷を携えて少しずつ前へ 前へ立ち上がってもう少しだけ頑張ろうよ
2024年2月13日 21:32
言葉の端々に疲れて伸びる布団さざめく夢はブレーキの効かない車向こうからパトカーがやってきて私を追い詰めるさんざめく赤は幻かそれとも何かの警告かゆらゆら揺れる視界の中で白い朝を迎えるまた今日が始まった
2024年2月9日 13:23
──もう逢えない夢を見てしまったのそんなあなたの言葉が悲しくて私は田んぼに映る青空を眺めていたおたまじゃくしがうじゃうじゃと茶色くて水色で透明な水の中を這い回るなんでこんなに必死なんだろう?とてもいいお天気なのに冷たい水が私の心臓にかかる多分それは夢じゃなくて近くにある現実だから?遠回しな言葉がグルグルと反芻しずっと頭の中で回り続ける私は早くこの夢から目を覚ました
2024年2月7日 06:30
あなたを追いかけても影は逃げていくばかり──捕まえて離さないそう強く抱きしめてしがみついてもスルリ、スルリと影は逃げていくどうして離れようとするのかどうして離れてしまうのか後ろを振り返れば私の影はなくただ真っ白な太陽が暗い部屋を照らしていた
2024年2月6日 23:04
この胸の奥の空白を何に喩えればいいのだろうか切ないとも、悲しいとも言えないけれどもこの空白は必ず存在する逆らえないから不可抗力だから不条理な世界で理解できない人間関係夢が墜落しそれでもまだ何かに縋りついて私は泥の川を渡る何かあると信じてあなたを信じて…
2024年2月3日 04:44
一個の告白がひと段落するとどこまでも精神は安定に向かっていくこの心がどこまでも自由であれたら!飛翔する鳥はどこまでも飛んでいき空中をぐるぐると旋回する地の底、空の向こうまたどこかに着地するああ、人間はなんて孤独なんだ!誰かを助けようとしてもあなたを助けようとしても強く強く願うことしかできないふいに涙が溢れるずっと昨日の情景を思い浮かべずっと昨日のあなたを思い浮かべどうし