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難民支援チャリティDAN DAN RUN 2022参加の経緯

難民支援チャリティDAN DAN RUN 2022に参加する一貫として、友人のMareとWalk and Talkのインスタライブをすることにした。

その経緯をさくっと書いてみようと思う。

8千万人規模の難民問題


最近ニュースになっているウクライナの戦争
長引くミャンマーでの弾圧
シリア、アフガニスタンをはじめとする各地の問題

紛争や迫害によりあたりまえの日常が奪われ、
命からがら故郷を逃れている人が世界に何千万人もいる。

昨今のニュースで心を痛めている人も多くいるのではないか。
私自身は、去年「ミッドナイト・トラベラー」という映画を見て、難民問題をより身近に感じた。タリバンに命を狙われた映像作家が、家族と共に5600km先のヨーロッパまで逃亡旅の様子を3台のスマホで捉えたセルフドキュメンタリーだ。

戦争や迫害によって、日常を奪われ、安全を求めて命からがらに故郷を逃れる人々。その多くは旅の途中で命を落としたり、難民キャンプで苦しい生活を送ることになる。

屋根があって、食べるものもあって、自分や大切な人の命を心配することもない自分の生活がどれだけ恵まれているかを思い知る。

日本は先進国の中でも難民の受け入れが極端に少ない。
近年少しずつ増えているものの、認定率は0.7%に留まっている。

いざ受け入れられても、十分な支援を受けられず、路上生活を強いられていたり、食料が足りなかったり、健康保険に入れなくて医療が受けられない方もまだまだいるそう。中には、長期間空港などで留められている人も。


無力感を乗り越えるために


これは難民問題に限ったことではないけど、世界が抱える大きな問題について考えると、その規模や複雑さに途方にくれてしまう。何千万人もの人のために、いったい何ができるんだろうと。

自分一人が何をしたって無駄であるという無力感、よかれと思って支援しても本当に必要な人に届かないのではないかという不安に襲われて、身動きが取れなくなる。そして何もしていない自分への嫌悪感につぶれてしまう。

この負のループを抜け出すために、最近意識していることが2つある。


1. ローカルアクション

貧困をなくすことはできなくても、知り合いで生活に苦しんでいる人をサポートすることはできる。

日本中の過疎化、高齢化問題は解決できなくても、たまたま縁があった街に出向いて、そこの活性化に関わることはできる。

気候危機を一夜で解決することはできなくても、自分の生活や街を少しずつサステナブルなものに変えていくことはできる。

戦争をなくしたり、8千万人の難民の生活をよくするのは無理でも、自分の国に逃れてきた難民の生活を、ちょっとだけ楽にすることはできる

影響力の輪を小さくしたほうが、その狭い範囲でより意味のある変化を起こすことができる。その小さくも力強い変化を、みんながやれば、ひょっとしたら世界が変わるかもしれない。

国連機関や、誰もが知る世界的なNPOよりも、日本に逃れてきた難民を支援する「難民支援協会」を支援しているのもそういう意図がある。


2. 周りの人を巻き込む

私は毎月自分の収入の10%を寄付しているし、チャリティイベントにも参加することが多い。でも、一人でひっそりやったって、やっぱりできることはたかがしれている。

周りの人を巻き込んだ方が、認知も広がるし、お金も想いも動く。

自分が3万円寄付するのは結構な負担だけど、10人の友達に3000円ずつ寄付してもらうことができれば、同じだけのインパクトを生み出すことができる。

さらに、関わってくれた人達が問題に関心を持ってくれて、もう少し奮発してくれたら、あるいは周りの人にも声をかけてくれれば、もっともっと影響が大きくなる。

自分も心強いし、なにより楽しい。

今回のDAN DAN RUN 2022も、一人で参加するのではなくて、誰かと一緒に歩きたいと思って、友人のMareとは、インスタライブをしながらWalk and Talkすることにした。

別にインフルエンサーでもなんでもないし、「対談」というほど真面目なものでもないけど、より多くの人を巻き込みたくて、「地球に優しいエンターテイナー」であるMareに声をかけたのだ。


チャリティライブの詳細


■LIVE日時
5/16(月)17:30〜
5/20(金)17:30〜 
それぞれ日没ぐらいまで。

アーカイブも残す予定。
ラジオ的に流し聴きするもよし。コメントで参加するもよし。

■LIVE アカウント
筆者もえ(@nomadmoen)
春日希(@behope_bemare)

■寄付方法
https://dandanrun2022.peatix.com/
一口500円から

収益は、難民支援協会(JAR)の活動を通して、難民が日本で「はじめの一歩」を踏み出すために使われる。

参考までに、こんな活用例があるそうだ(公式ページより)。
・3,000円あれば、路上生活を強いられている難民がシェルターなどの宿泊施設で一泊することができる。
・5,000円あれば、支援員が成田空港に出向き、とどめ置かれた難民の方たちに会って相談を受けることができる。
・10,000円あれば、健康保険に入れない難民の、1回分の通院費用をまかなうことができる。


おわりに

長くなってしまったけど、ここまで読んでくれてありがとう。

たまたまなんだけど、Mare と私は、二人とも5月生まれ。
私たちにプレゼントをする気持ちで、あるいはライブに投げ銭する気持ちで、難民支援に協力してくれるととっても嬉しい。

難民の方が日本での生活の「最初の一歩」を踏み出せるように、一緒に小さなアクションを起こしましょう!

2022年5月16日 神奈川県藤沢市より
もえん

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