ケータイ

約4年ぶりにiPhoneを変えたのに全然実感がわかない。

iPhoneそのものは進化している。
（前の機種はXRだったのでデカいカメラもなかった）
家に届く前はかなりワクワクしていたのだが、データの転送が終わりさあ新しい機種だと思って触り始めるとなんてことはない「鮫島のiPhone」のままだった。

そりゃそうだ。
画面の中身が変わるわけではない。
アップデートや未読の通知が赤く灯ったアイコンは消えるわけじゃないし（アプデしろ）、SNSを開けば自分用にカスタマイズされたタイムラインが広がっている。一切変わらない風景がそこにある。

iPhoneの色も前と同じで変わりばえしない。
壁紙やホーム画面も随分前にこだわりがなくなり、目が疲れず穏やかな気持ちになれる山の遠景とか浜辺に落ち着いてしまった。
なのにLINEでスタンプがわりに使う画像は延々集め続けている。我ながらキモい。

LINEでスタンプ代わりに使う画像のストックが2,800枚あるんだけど、ついに自分の画像が仲間入りした。 pic.twitter.com/WBbgnQ2JXg

— 鮫島竜輔 (@una795) October 16, 2023

しかし例外があった。
スピーカー、車、至るところに繋ぎまくっていたBluetooth、あのデバイス欄がAirpodsだけになっていた。

普通ならもう一回繋いだり登録しなおさないといけなくて面倒くさいはずなんだけどなぜか嬉しかった。

俺が欲しかったのは新しいiPhoneなのか、iPhoneを新しく作り上げる体験なのか？

次に携帯の進化を感じられるのは画面がホログラムで浮き出るくらいのことなのか、機種変更しても変わりばえしないならどこまでが自分の携帯だといえるのか（テセウスの船的な）

とかいろいろ考えている。