File:01標津町「波心会」〜標津町の漁師たちと共に守る未来〜
はじめに:波心会との出会い
2022年の春、私は最も美しく村連合の加盟町村である標津町で、漁師たちが自ら販売を手がける波心会に出会いました。
彼らは「どんな魚たちが可愛いから、1尾1尾を大切してお客様に届けたい」と語り、その思いが非常に印象的でした。
特に、代表の林さんが「壊してしまった海は戻らない。
未来に海を残したい」と強く語る姿が、美しく村連合が訴えかけている「無くなったら二度と取り戻せない」とリンクしていて、私の心に深く刻まれました。
こちらが公式サイト↓
波心会の理念と活動
波心会は、未来に海を残すために活動している団体であり、地元の漁師たちが集まり、自分たちの手で魚を販売しています。
彼らの思いは、単に魚を売るだけでなく、海を守り、次世代に美しい海を継承することにあります。
波心会の活動は、標津町だけでなく、日本全体に影響を与えています。
Narrative Dinnerでの波心会とのコラボ
波心会との出会いを受けて、2022年6月に
※「Narrative Dinner」を開催しました。
このディナーでは、鮭の氷頭なますを前菜として提供し、波心会のストーリーを標津の歴史と共にゲストに紹介しました。
標津町は、北方先住民が住んでいた場所であり、冬でも凍らない川があったことで、生き延びてきたという歴史があります。
その頃から鮭を食べていた資料も見つかっており、古くから鮭の町として愛されてきました。
この土地の魅力を、生産者のストーリーや標津町の歴史とコース料理を通して伝えることができたことに、大きな意義を感じました。
※Narrative Dinner とは
Narrative (物語、語り手)とDinner(夕食)を掛け合わせた、ストーリーとコース料理を楽しむ生産者とのディナー会。
標津町と波心会が育む未来
波心会が運営する「ゲストハウス潮目」には、学生をはじめ多くの人々が訪れます。
その理由は、波心会のメンバーたちが持つ深い思いと、彼らの活動に共感する人々が集まってくるからです。
標津町の豊かな自然と歴史、そして波心会の活動が、地域の魅力をさらに高めています。
私はこれからも、この素晴らしい地域と共に歩んでいきたいと思うと同時に他の地域でもこのようなことが起きたり起こせていければと思っています。
ノマドシェフとしての活動と美しい村連合との連携
私のノマドシェフとしての活動は、地域の魅力を発信し、20ヶ月・20町村・20レストランのプロジェクトを通じて、各地でポップアップレストランを開催することを目指しています。標津町もそのイベント先の一つとして、再び訪れたいと考えています。
美しい村連合の一環として、この町でまた新たなイベントを企画し、地域の食材や文化をさらに発信していきたいです。
ちなみに美しい村連合の準会員になると季刊誌が送られてきます。
すごく読み応えのある地元じゃないと知らない情報ばかりなので、皆さんもぜひ準会員または企業さんは本会員お待ちしております!
準会員は年会費5,000円、本会員は100,000円となっています!
ご支援よろしくお願いします!!!
申し込みはこちらから↓
最後に:木曽町でのイベント告知
最後に、次回のイベントの告知をさせていただきます。
12月には、木曽町で「すんき」に焦点を当てたイベントを開催予定です。
木曽町の伝統的な発酵食品である「すんき」を題材に、その魅力を伝え、地域の食文化をさらに広めることを目指しています。
このイベントでも、地元の歴史や風土と共に、私の料理を通じてその魅力をお届けします。今後の展開をどうぞお楽しみに!
NOMAD CHEFのサイトもあります↓
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