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些細なこと、でも大きなこと。

ほぼ初めて??お役所のスピード対応に、心から感謝した Kaori です。

とても些細なことですが、我が家にとっては、子供にとっては、とても大きな、大きなこと。

昨日の緊急事態宣言全面解除を受けて、ずっと使用禁止にされていた区の公園の遊具の立ち入り禁止テープが「午前中に」取り外されていました!
(え???そんなこと?と思いますか!?とても大事なことです〜。)

朝一で、外れているなんて!
まさかの区のスピード対応に、初めて心から感謝しました。

思い出すのも苦しい、遊具が使えなくなった日のやりとり...。
いつも行っていた公園の遊具が使えなくなった時の娘の落胆ぷり...。

まず、大好きなブランコと滑り台が使用禁止になる...。

「なんで?なんで??なんで、使えないの??」と繰り返し聞く娘に...

「コロナっていう病気が流行っていて、もしかして、ブランコに、ウイルスがついていたら、みんな病気になっちゃうからダメなんだって」と、繰り返し答える私。

「えぇ〜っ。つまんない...。楽しくない...(泣きそう)」
諦めきれず、健気に禁止テープの周りをぐるぐる...。

悲しそうな娘の姿に私も辛い...。


唯一、砂場だけ使える状態で、そこで遊んで時を過ごす...。

2−3日で砂場も使えなくなる...。「...。(娘、絶句)」

それからは、公園に行ってもあんまり楽しそうにしない娘
私は9kgの息子を抱っこ紐に入れていて、そんな状況で、娘とかけっこするにも限界があるし。なんとなく、散歩して過ごしたり。

でも、家にいると、それはそれで、かなりのストレスを感じている様子。

このコロナ自粛期間に...
夜泣きをするようになったり。
日中、いきなり、寂しい〜、悲しい〜、わぁあぁ〜と、泣いたり。
わざと、お漏らしをして、パパママの気を引こうとしたり。
自粛ストレスだけでなく、四六時中、弟と一緒に過ごし、弟ばっかり構われている、自分ばかり怒られる...そんなモヤモヤも募っている様子

こんな娘の姿をみて、「流石に、まずい...」と夫と相談

毎日、隣区まで越境して、遊具が使える公園で過ごす
なるべく、弟は自宅に置いて、娘だけを外に連れ出す
色々試みて、やっと夜泣きや、急に泣き出すことが緩和してきたところ。

そして、昨日の緊急事態宣言全面解除の決定。

今朝は、もしかしたら、娘の好きな公園の遊具も遊べるようになっているかも??と、淡い期待を抱き「とりあえず、自転車で公園の横を通過してみよう!」と娘に提案。娘も「そうだね!」と乗り気な様子。

そして、自宅を出発...。
公園が近づいてくる...。も、もうすぐ。あと、少し...。

娘は、自転車の後部座席に座っているのに、彼女が公園の遊具を確認すべく、左を向いているのを感じる私娘がドキドキしているのを感じる私。

そして、つ、ついに、公園の横を通り過ぎる瞬間...

ブランコに乗っている子供たちの姿を発見!!

「わぁ〜、使える!!!!」と叫ぶ娘。
自転車から飛び降りんばかりに駆け出し、ブランコに乗る。

本当に本当に、嬉しそうで、私も、本当に本当に嬉しい。

その後も、次々と同じような子供たち、家族の姿を目にする。
みんな、走って遊具に駆け寄る。よかったね〜、と笑うお母さんたち。

公園の遊具がこんなに偉大だと、今までは気づかなかったな。

朝から取り外し対応してくださった皆さん、本当にありがとうございます。

それでは、今日からも元気に、いきなり気を抜かず、マスクの着用、手洗い、3密回避をしながら、でも、少しだけ気を楽に、過ごしたいですね。

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