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「アート思考」の認知度

自分が知っていることが、世間の当たり前と思っていたら大間違い!とほっぺたを叩かれた気分の Kaori です。最近、ほっぺたを叩かれすぎですね。

私は、今、アート思考研究会に所属し、関連書籍の書評にも挑戦させていただいています。(興味のある方は、ぜひ会員になってみてくださいね。会費などは現時点でかかりません。)

「アート思考」とは、アーティストやクリエーターが、個人の創造力を高め、そのアイディア、感情、信念、哲学を表現していく(作品を生み出す過程の)思考プロセスをヒントに、ビジネスにおいても、顧客中心ではなく、自分起点で、ありたい未来や社会を想像し、それを創造していく(=ありたい未来や社会に貢献するためのモノ・コトを生み出す)ための思考法、と個人的に整理しています。

初めて「アート思考」を知った時、未来の予測ができない、正解が瞬時に変わってしまう今の時代に有益な思考法と強く共感し、現在、学びを深めているところです。研究会にも所属しているので、私の身の回りには、アート思考に精通された方ばかり。

だから、私は誤解していたのかもしれません。 

「アート思考」の重要性は、世間でも、ある程度認識されたものだ、と。

山口周さんの「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」が、ビジネス書大賞2018年準大賞受賞を受賞されたのを皮切りに、現在、多くの関連書籍も出版されている。

「アート思考」の存在は、ビジネス界隈で、すでに地位を確立した...、と。

↓ 同じくアート思考研究会に所属されている石橋 哲さんの書評

間違っていました...。私の勘違いでした。

昨日、自己紹介をする機会があり、過去のキャリアと最近力を入れていることがトピックだったので、最近の取り組みとして、アート思考研究会に所属し、アート思考関連書籍の書評にチャレンジしていることを話したところ、「アート思考」ってなんですか?と、質問いただきました。

(えぇえぇーーーーっ!...心の声)
正直、めちゃくちゃ動揺してしまいました。

私の大反省点は、まさか、ここで「アート思考はなんですか?」というそもそも論の質問をもらうと微塵も想定していなかったことです。

もちろん、私は、私が話をする場所場所で、何をどう説明するか?それを聴衆の興味のレベルに合わせて、話すように心がけているつもりです。今回は、聴衆の興味のレベルを見誤ったというしかありません。私と同じようなビジネスフィールドにいる人たちならば、当然、興味を持っているものと、たとえ詳しくなくても、聞いたことくらいはあるはず!と勝手に思い込んでいました。

あとはですね...。

私の強みは「コミュニケーション」、ストレングスファインダーもそう言ってくれた、と調子にのっていたんだろうな...と思います。ごめんなさい。

これを踏まえての教訓が2つあります。

一つ。自分が興味を持っていることは、他人も興味を持っていると決して思い込まないこと。属性が近くても、違う可能性が多いにあること。

二つ。「アート思考」について、実は、まだまだ知らない人、興味を持っていない人も多くいらっしゃる、ということ。

研究会の活動を通して、そして、そのお手伝いを通して、少しでも多くの人に「アート思考」を知ってもらいたいし、身につけてもらいたい。この思考法を活用して、自分視点で、より良い未来や社会を切り開いていける日本人が増えれば、日本はより豊かになれる!と信じています。

本日も壮大な(お前は何様だ?的な)締めくくりになってしまいました。
それでは、良い午後をお過ごしください。

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