apr 17-29,2024

前後半に分けると後半はあっという間だなあ。
4月も終わるのか……。

4/18
とある作品のパンフレットのデザインが今までで一番やりやすく、色合いも文字の組みも好きな感じで通りそう。
やっぱり恋愛映画なんかよりバイオレンス映画の方が得意なんだなあ。

プライベートで心がゾワゾワする事案が発生する。
普通に考えれば嬉しいことなのに私にはゾワゾワでしかないんだなあ。

4/20
朝早めに起きて吉祥寺に向かう。
「ソウルメイト」を観た。
not for meとはこのことか…と終わった後モヤモヤし続けた。
公式のあらすじを引用しておきます。

絵を勉強しながら世界中を旅したいという夢を抱く自由人のミソ。そんな彼女に憧れを抱きながらも堅実に生きることを願うハウン。性格も価値観も真逆な2人の幼なじみは、楽しい時もさみしい時もずっと一緒だった。そんな日々がずっと続くと思われたが、ある出会いをきっかけに2人の関係は急激に変化していく。互いのことを思い合いながらもすれ違い、やがて疎遠になって16年が過ぎたある日、ハウンはミソにある秘密を残し、こつ然と姿を消してしまう。

学生時代の友人と疎遠になるなんて話はかなりあるあるで、私もそんな寂しさを感じているから、この映画には共感できるのでは？という期待を持って観てしまった。
だけど私には何も刺さらなかった。
ハウンの人生にもミソの人生にも共感できるポイントがなかった。
高校生までのわちゃわちゃしてる感じは懐かしさを感じたけれど、登場人物に対して「そうはならないだろ」と思ってしまうとその後の内容が全く入ってこなくなる。
大人になってから二人が再会するあたりのミソの落ちぶれようも、私には耐えられなかったし私がハウンだったらこんな奴とは縁を切るなあ〜とさえ思った。
終わり方も個人的に嫌いな終わり方で。とにかく全然ダメだった。
これだけ絶賛のコメントが多い作品を全然よくなかったなと思う私は一体…？となって落ち込んだ。若干ズレている自分を自分でも理解してあげられない時がある。
唯一良かったことは劇場で買ったクラフトコーラがすごく美味しかったこと。それだけ。

4/21
久しぶりのディズニーランドへ。
久しぶりと言っても約1年ぶり。
日曜の割にはそんなに混んでいなくて良かったし、疲れすぎず最後までご機嫌に過ごせた。何よりたくさんご飯食べれたのは最近の私にしてはかなり上出来。

今回の目的はスペースマウンテンの見納め。
一番好きなアトラクションだったなあ。ディズニーの割に外観の色も装飾もシンプルで未来の施設って感じがかっこよくて昔から好きだった。
大人になってからディズニーに来た人にとってはただの映えスポットなんだろうけど、私は4、5歳の頃に千葉に住んでいて頻繁に遊びに行っていた場所だから故郷みたいなところがある。
小学生までは親の転勤続きで友達もいないし思い入れのある土地も特にない私にとってディズニーって唯一昔のことを思い出せる場所でもあるから変わらないでいてほしいと思ってしまう。ビジネスだから度々リニューアルが入るのも当たり前なんだけど、それでもやっぱり寂しい。
この日一緒に過ごしてくれた友人は2日前に誕生日だったので、舞浜のロッカーにプレゼントを入れて帰り際に渡した。
デパコスはあんまり持ってないと言っていたので思い切ってDiorを。
一緒にいれたお手紙にあれこれ書いてしまったのを思い出して少し恥ずかしい。
この友人とはおばさんになってもディズニーに行ったり好きなアイドルの話をしていたい、そう思う。

4/29
今日は気になる展覧会に行く日。
まずは東京都庭園美術館「旧朝香宮邸を読み解く A to Z」へ。

何年か前の展示で訪れた時からここの建物をゆっくり見たいと思っていたのでありがたい企画。展示物（絵画とか）がない美術館そのものを展示物として巡る企画は面白いと思った。
館内にはAからZのカードが散りばめられていてそれをスタンプラリーみたいに辿りながら旧朝香宮邸の意匠に触れる。
派手すぎずモダンなデザインが多くていい。光が柔らかくていい部屋ばかりだった。

次に東京オペラシティアートギャラリー「宇野亞喜良展」へ。
点数が多く見応えがあった。宇野亞喜良はイラストレーターのイメージが強かったのだけど一線で活躍するグラフィックデザイナーでもあったんですね。デザインの作品もたくさん見れてすごく勉強になった。

当時のポスターのシルクスクリーンの美しさに惚れ惚れ。Adobeが出てくる前のデザイナーの仕事は今よりもっと職人って感じがしてかっこいい。原稿にDICのカラーチップが貼ってあったり、書体の指定が入っていたり。
耽美な少女のイラストが一番有名ではあるけど、時代劇のような挿絵や絵本用の可愛らしいデフォルメも描いていて仕事の幅がすごい。
自分の好きなテイストと仕事用のテイストを使い分けていてこれでこそプロだなあ、と。尊敬の意。
展示の最後に宇野さんからのコメントがあり「好きなことをしていたら90歳になっていました」みたいなことが書かれていて、めちゃくちゃかっこよかった。
私もそんな風に生きたい。既に好きなことを生業にしているから絶対に続けていきたいと改めて強く思った。

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GWはカレンダー通りのため、中日の30、1、2日は仕事。
30日のお仕事は普段よりハードではあるけどある種のご褒美仕事なので楽しみな気持ちもあったりして……笑
春通り越して夏！みたいな気温が続くと憂鬱になってる隙もなくていいかもしれない。
でも暑いのも嫌だし夏も嫌い。
ちょうど創作意欲が戻ってきたので連休中に何か仕上げたいな。