話の面白さが重要だと思う
73作目
6月9日「明日を綴る写真館」
☆☆☆☆☆
心打たれた写真家に弟子入りする新進気鋭の写真家
邦画はこういうのが見たいんだよ。
ベタベタな恋愛ものじゃなくてね。
主演の演技は微妙過ぎたけど、
平泉成さんはじめ、周りを固める俳優陣の演技力の高さで、
深く作品に入り込むことができる。
写真の芸術性なんぞわからなくとも、
脚本と演技と演出で、
写真を撮る意味を教えてくれる。
無理やり事故に遭わせたりとか、
お世話になった人がいきなり亡くなるみたいな展開もなくて、
行動全てに意味があるような作品だった。
あと、アドリブというか本人たちはNGだろうと思ってそうな
本気で笑っているシーンとかが使われているような気がした。
犬が上に乗ってくるシーンとか、
そういうのもなんか良かったね。
改めて、映画には芸術性ではなく、
話の面白さを求めたいなあと感じた。
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