前作を知っていると悲しみも

67作目
5月31日「マッドマックス:フュリオサ」
☆☆☆☆

フュリオサの幼少期を描いたスピンオフ


めっちゃ詳しいわけじゃないけど、
なんとなくは知っている作品。
流石に、アカデミー賞でいろんな賞を取りまくった
前作よりは内容は少し劣ってしまっていたが、
それは仕方がないよね。

漢の映画ってイメージがあったから、
今回、女性主人公でめっちゃ批判あったらしいし
どうなるかと思ったけど、比較的面白かった。

今回は過去の話であるが故に、前作の結果を知っているから
「何年かかっても、故郷に帰りなさい」という母親の言葉が、
余計悲しく感じてしまった。だけど、この言葉があったから、
希望を捨てずに生きて来れたんだね。

伏線というか、前作の副題の回収とか、
なぜマックスを向かい入れたのかとか、
そういうフュリオサの内なる心情のようなものが、
明確に描かれているわけではないんだけど、
こういうことがあったから、彼女はこう考えるようになったんだ!
と思えるような作品だったと思う。

あとは映像の構図が良かった。
あれだけの人とかバイクとかトラックが出てきても、
モブっぽくならずに、数の恐怖が描かれていたり、
攻撃を仕掛けるシーンとかが、アクション映画とは違った、
迫力が出ているように思った。


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