雪を見せてあげたいんだ

84作目
6月28日「チャーリー」
☆☆☆☆☆

孤独な男と愛犬が雪を見に南インドからヒマラヤへ旅に出る

幼少期家族を失った孤独な男ダルマの家に
子犬のラブラドールが住みついてしまう。
最初は鬱陶しいと感じていたが、いつしか愛着が湧き、
チャーリーと名付け心を通わせていく。

ある日、チャーリーが血管肉腫で余命わずかであることが判明。
テレビでチャーリーが雪に反応している姿を何度も見ていた
ダルマは、本物の雪を見せてあげるため2人でヒマラヤへと旅に出る。

インド映画特有の超人みたいな人でもなく、
馬鹿みたいに強い人でもない
独特な素早く見せるやつもないハートフルな作品。

大きく分けて2部か3部構成というのかな?
・チャーリーを迎え入れて病気が発覚するまで
・旅に出て亡くなるまで
・保護犬施設を設立するまで

最後は後日談的な感じでかなり短いから
2部構成と言っていいかも。

こんな感じで、愛情・友情、挑戦、結末
と分かれており、こちらも感情移入してしまう。
動物ものって自分は泣けないのだけれど、
この作品でも泣きはしなかったが、
くるものはあった。


約3時間という長丁場でも
飽きることなく2人の行く末を見守ってしまう作品だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?