神が殺らねば、俺が殺る
110作目
8月23日「モンキーマン」
☆☆☆☆
全てを奪った宿敵に復讐する猿マスクの男
幼き頃に、自分の村を焼き払い母親を殺した悪徳警察署長に、
復讐する方法を思いついた、闇格闘技の殴られ役の・男キッド。
その背景には、さらなる巨悪が存在した・・・
といった感じで、ラスボスと真のボスがいる王道のストーリー。
一瞬インド映画か?と思いつつも、インドの架空の都市なだけで、
インドっぽさは皆無だった。
冒頭で、インドのハヌマーンの伝承について軽く触れるが、
これは多分、(一説だと思うけど)ハヌマーンは太陽を果物だと思って
食べて、神様が怒って殺してしまったが、その後なんやかんやあって、
大きな力を得て復活みたいなのを、なぞっており
故郷を焼かれ無力さに打ちひしがれ、さらに、宿敵に負け(たようなもん)自分を見つめ直すことで、大きな力を得た・・・・
みたいなことを言いたかったのではないかと思う。
そのための冒頭だったんだろうね。
ガンアクションはほぼほぼないものの、
動きがジョン・ウィックっぽかった。
と思ったら、やっぱそっちが絡んでいるのね。
「神が殺らねば、俺が殺る」
と、キャッチコピー?があるように、
どんな状況でも諦めずに殺しに行く、
血生臭い復讐劇が良かった。
ロケット花火攻撃も良かったで。
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