3人の子供達との生活
115作目
9月6日「マンガ家、堀マモル」
☆☆☆☆
自らの過去と決着をつけて新たに漫画を描く
幽霊のような3人組と暮らす絶賛スランプの漫画家。
新人賞を取ってから、全くいい作品が描けていない。
そんな中、小学生、中学生、高校生の3人から
自分たちを漫画にしたらいいと提案を受け、それぞれを漫画にしていく、
この3人の正体は?
という作品。
結局この3人が、漫画家本人であり、彼の後悔を漫画として、
描き上げていくことになるのだが、
原作では紙媒体というか、受け手が想像しなければならない状況なので、
なかなか終盤までは気づかないのかな?
逆に映像化すると、早めにわかってしまうので、
主人公とは全く顔が違う子でやるしかないので、
なんだか、視覚のトリックというか、そこが寒い気もする。
顔はわからないけど、こんな子・・・
と想像して、ちょっとした共通点を繋いで行って
実は本人の本心だったのか・・・
と、なっていきたかったなあと感じる。
ただ、話自体は非常に面白かった。
何度か同じシーンが流れるのが、少しダルいし、
もう一度、やる必要あるのかなあとも感じたけど、
重要なシーンだからまあ仕方がないか・・・と。
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