わたくしごと~仕事その1~

僕の仕事は保育士である。
もう20年位やっているが僕の新人の頃の給料は手取り12万程度。男ならまあまあキツイ金額(一人暮らしはまず無理)
今は国がやっと動いてくれて、ほんの少しだけ給料は上がってる。
「幼児期が一番大事なんだーだから保育所つくります!」って、言っておきながらほんの少しの処遇改善で「やりました!政治やってます!」っていう現場もろくに見ない無能政治家には頭が下がる日々です。
誰か、有能な政治家さん、全国の保育士に恩恵をお願いします。

そんな無能政治家達が言っている、幼児期が大切なのは間違いないのは確かである。
僕は職場で子どもたちに簡単な運動を教えている。
マット運動、跳び箱、鉄棒、縄跳び、ボール投げなどだ。
自分でカリキュラムを組んで、指導方針も年ごと、子どもの力量ごとに変えている。

3歳児以上を対象にして、何人もの子どもに指導しているが、最初、跳び箱怖がってた子どもが五歳になると幼児跳び箱5段をスイスイ飛ぶ。
あ、横峯式みたいな感じではやってません。あれは保護者の了承得るのにも相当時間がかかるとおもうので😅
ただ、子どもの吸収力はとても高い。
どんなことに関してもだ。
何年やってても、それには毎回驚かされる。

最近では企業で子育てに全く関心のない男共を対象に1日保育士体験を組み込んでる所もあるらしい。
1日で考えががらっと変わるみたいで、こればかりは言葉で現すのは難しいでしょう。
一つ言えることは…「感動」があります。
その「感動」によって「人」は変わるきっかけを作る事ができるんだと思います。

話しは戻り…レベルは高いとは思わないですが、指導していく上で僕も指導方法の改善だったり、言葉かけだったり、子どもたちから沢山教わる事がある。
なにより、家庭でも布団の上とかで園で行ってる運動をしているという話を聞くと、はにかんでしまう。
もう40歳ですけどね😁

今後は運動の内容をもう少し濃くするのと、指導方針を少し改善できるようにしていきたい。

僕の園での仕事はもちろんこれだけではない。
保育士ならではの保育の部分も大事な仕事だ。
それはまた次回。