書く者がお金を払うややこしい世界
え?論文投稿する人がお金払うの?
初めて研究論文を雑誌に投稿したときの私の驚き。
出版社は、研究者からお金をもらって論文をゲットし、科学雑誌を出版する。科学雑誌(または論文単位)が売れると、購読者からもお金をもらう。
ただ、この状況は変わりつつある。
下記記事で注目しているのは、
「科学論文誌のビジネスモデル」
購読料モデルから投稿料モデルへ
最近は、オープンアクセスってのが普通で、購読者はお金を払わなくても論文を読めるようになってきている。読む方は嬉しい。どんな人でも科学に触れられる素晴らしい世界だ!
じゃ、出版料やオープンアクセス費は誰が払うのか?書き手の研究者である。
読み物を書く。
みんなが読んでくれると、何らかの形でお金が入る。これが書き者の収入源になる。
これが普通じゃないか?
研究者はそうではない。
書くとお金がかかるw
じゃ、お金を払って論文が出版されると何がいいのか?
経験値が1アップする!
経験値が貯まると、研究費をゲットしやすくなる!(レベルが上がる)
研究費で研究が進められる!
そういうことである。
ややこしい世界だ。
研究は本当にややこしいことが多い。
キミは「ややこしさ」にロマンを感じれるか!?
ロマンを感じられないキミでも研究に飛び込める、ややこしくない世界をいつか作ってみたいな。「世界」は大きいかw
「場」だな。
たとえば、
読む人も無料。書く人も無料。
でも、いい論文があがっている場。
(だから、研究費ゲットにも使える)
問題は、どうやっていい論文があがっているようにするか。
どうビジネスにするか
考え出すと面白いかも。
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