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身近にあるビックデータとその活用

 このビックデータが何かと言うと労災の対策になります。歴史も長く何より結果を出せています。工場勤務では今や骨折、裂傷などは大きなものはほぼ無く100名前後の製造部では軽微なものが年間で1件出るか出ないか、その程度だと思います。

 
 今回紹介するのはKYT(危険予知訓練)というものです。
 
 大きな労災も減り件数も減った、けれどゼロにはならない。むしろ横ばい、この領域になると新人ベテランに関係なく出ている。どうすればゼロに限りなく近づけるのか。。。

人の行動を変えないと減らないのではないか

 この考えのもとでKYTは作られました。
 またこれは人の行動を変えられる何かが含まれてる事を意味します。


 KYTは運転免許センターでもよく使われていますよね
 住宅街のような道でサッカーボールが脇道から転がってる映像や写真を見てどんな危険が潜んでいるのかを予知する

 ・子供が飛び出してきて自分の運転していた車と当たり子供が怪我をする

上記では不十分です。

  • 骨折をする

  • 5針縫う怪我をする

  • 頭を強打し後遺症が残った

 どうなるのかを抽象的な言い方ではなく具体的に述べます。これにより危機意識が高まり自身で考え行動を取るようになると言われています。

 KYTを取り入れていてもここまで出来ているでしょうか?
 具体的な例を挙げることによってその効果は飛躍的に上がります。

 この事は他の事でも応用は効きます。

  • ルールが守れない

  • 後工程に不良が流れる

 日々仕事をしていく中で注意をしても中々変わってくれない人、部署ってあるのではないでしょうか?
 抽象的に言ってませんか?

  • 運よく検査で止まればいいがお客様の所まで行くと信用まで失ってしまう

  • 来月からは受注来なくなるかもしれない

  • それを決めるのは自分たちではなくお客様ですよ

具体的な例や最悪の例などを考えさせてみましょう
そうすれば危機意識が高まり行動が変わってくるかもしれません


 最後に労災対策は歴史も長く何より結果が出せています

 これ以上にないビックデータと言えるのではないでしょうか?





 


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