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結果が出ているもの程良い考え方が含まれています。労災対策の良い所①

 ビックデータという言葉がありますが一言で言うならば結果ではないでしょうか。それだけ人の先入観が強く見誤っているという事。そのデータを信用していけるかどうかでしょう
 
 過去の実績、現状把握、これからの推移予測などビックデータは様々な物に使われていると思います。今回は過去の実績ですね、結果が出ているもの程参考にしない手はありません。
 
 先入観をなくし自身の考え方を是正していく良い手段だと思います。

 今回は労災の対策の良い所を紹介していきます。何よりも結果が出ている世界です。本質の部分を理解していけば様々なもの応用が利きます。


 ゼロ災唱和

 毎朝朝礼後にやっている工場が多いかと思います。毎日毎日同じ事をと思うかもしれませんが効果は絶大です。

 意識を低下させない

 意識を高め続けるのは非常に難しいのです。日々常に何かの作業をしているので安全ばかり気にしていては作業になりません。また月に1回安全教育を行って意識を高めたとしても翌月までの期間に意識は低下し続けます。
 その為に毎日ゼロ災唱和を行っています。意識の低下を防ぐ、高い意識を持続させる事が目的となります
 
 例えば月末通路の色塗りをしよう、ちょっとした集団活動になった時安全に対して皆が意識を持って取り組めます。ゼロ災唱和を採用していない企業様だと安全に配慮するのは管理者のみでしょう、また管理者自身も意識も薄まっていることが多いかもしれません。
 
 細かいかもしれませんが労災はちょっとした事にちょっとした事が重なり発生します。これは品質でも同じことが言えます。

 その応用

 「ご安全に」という言葉があります
 扱うワークが大きい造船工場やコンテナの荷揚げ、建築現場など大事故に繋がる現場でよく使われています。
 1日1回のスパンをさらに短くしています。人に会って別れる時に必ずこの言葉を発しています。打合せ後、休憩が終わって各自の職場に戻る時。
 危険な作業現場ほどスパンを短くして常に安全を意識させてます。

 
 応用はいくらでも効きます 
 ・品質に非常に力を入れている企業様だと安全唱和に続いて品質に関する唱和を行っている所もあります。

 ・週末に提出物があっても月曜から毎日朝礼で促します。早いに越したことはありません。

 ・後日の予定をあらかじめ周知していたとしても当日の朝礼で確認しますよね?

 大事な事は繰り返す、これで良いのです。意識を低下させないこれだけでも随分と製造部全体の作業の底上げが出来るのではないでしょうか

 

 

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