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🔍️ Research #リサーチ#メモ#デザイン学習

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日々学んだこと、読んだデザイン関連の記事のまとめなどを紹介させていただいています。
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2021年8月の記事一覧

📘️ Book Club:逆転の発想:英語が第二言語としてUXライターになる強みと利点

みなさんは英語でのUXライティングと聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか? 私が勤める会社には、メルボルンを拠点にニューヨークにオフィスがあります。もともとビジュアル・デザイナーだった私がUXを始めた頃は、海外でUXデザイナーとして働く上で、日本語でも、コピーライティングやUXライティングは難しいのに、英語で書くのはもっと難しい…と長い間思い込んでいました。 ネイティブのUXデザイナーに相談に乗ってもらって、アプリのキャッチコピーを書いたり、自身でプロダクトのコンテ

📘️ Book Club:より効果的にコラボレーションしよう!Zoom用Miroアプリ可能性は無限に広がっていく。

私の今働いている会社では、コロナ以前からWFHを導入していましたが、ここ一年で随分と働き方が変わり、フレキシブルにどこからでも働ける形態をとっていくということで、オフィス自体も縮小し、海外に移動してオンラインで働く同僚も出てきました。これからも変化が訪れ、仕事環境がどんどん変化していくと思われます。 過去一年間以上、私たちは新しい働き方に移行し、それに慣れつつあります。UXデザイナーたちはMiroを使用しクライアントやチームメイトがどこにいても無事にワークショップのファシリ

📘️ Book Club:デザインシステム導入が失敗に終わる理由とそれを機能させる方法

デザインシステムに興味がある方は、おそらく多くのサクセスストーリーに精通しているかと思います。デザインシステムを使うことで不整合と冗長性を排除でき、ユーザビリティ・テストや、ワークショップなどといったもっと重要なアクテビティに時間を使うことができます。これは大きな付加価値だと思われます。 しかし、デザインシステムの導入が失敗に終わることもしばしあります。デザインシステムはさまざまな分野の人々がチームとして協力する必要があり、成功するデザインシステムを作成することはとても困難

📘️ Book Club:サステナブル・デザイン思考とは?サステナブル企業の幕開け-デジタル技術で深刻化する環境問題に対処しよう。

デザインは結果の背後にあるおもわくです。今日デザイナーは、持続可能を意図を念頭に置いて色々なプロダクトやサービスをデザインすることを求められています。 欧州連合(European Union)の持続可能なプロダクトポリシーによるとエネルギー関連プロダクト(ErP)の生産、流通、使用、および寿命の管理は、エネルギーやその他の材料や資源の消費、廃棄物の生成、有害物質の放出など、環境への重要な影響に関連しています。プロダクトに関連するすべての環境影響の80%以上が、プロダクトのデザ

📘️ Book Club:なぜ消費者は、価格比較を超えた価値の探求に動機付けられているのか?IBMの調査研究

私はプロダクトデザイナーとして働く上で、前々からサスティナブル(地球の自然環境の維持に役立つ事業や開発)やインクルーシブ(包摂的な)といった言葉をよく耳にするようになってきました。 深刻さを増す環境問題、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関連した人種差別と外国人嫌悪(ゼノフォビア)に基づく人種差別が問題になっている今日、さまざまなこと視野に入れてビジネスをデザインすることが求められていることは理解はしていますが、もう少し詳しく調べてみたいと思い、最近IBM Insti