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大阪市廃止に「反対」が多数になったことを受けて

大阪市廃止に「反対」が多数になったことを受けて

 大阪市廃止を問う2度目の住民投票が、11月1日に行われ、反対多数が確実となりました。この結果を一緒にがんばってきたみなさま、応援してくださったみなさまと喜び合いたいと思います。

 時間も人も資金も限られた中で、残そう、大阪は、今年8月の勉強会に始まり、フライヤーの企画や街頭での活動、さらには街宣カーや大型ビジョンカーの運行まで展開してきました。
 大阪市廃止の問題を知らせる独自のフライヤーを4万1000枚つくり、9月末から投票日まで、街頭で疑問・質問に応える活動をしてきました。また、終盤には、子育て世代の疑問や関心に応えるフライヤーを緊急に2万2000枚つくり、配布しました。街頭宣伝は、111回を超え、たくさんの無名の市民がフライヤーの配り手となりました。
 また、フライヤーや動画の作成、大型ビジョンカーの運行のために、100口を超える寄付をいただきました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。

 今回の住民投票は2015年と異なり、一部の政党・政治家が賛成に転じ、大阪市が賛成に誘導する広報を行う中で、反対派には極めて不利な状況にありました。これを逆転させたのは、市民の立ち上がった力です。

 今日は、「絶対に廃止を食い止めたい」という一人ひとりの思いと行動がつながって、みんなで大阪市を残すことができた歴史的な日です。
 一方で大阪には、さまざまな課題がまだまだ残っています。「反対」は現状維持ではありません。この住民投票の結果を土台に、これからの大阪の街づくりについて前向きな議論がすすむことを願っています。私たちも一市民として、今後の大阪を注視していきます。

2020年11月1日
残そう、大阪

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