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【エアコンが重すぎる】壁から落ちてしまう。

エアコンの多機能が進んでいます。
初めて《自働フィルター掃除機能》をみた時は驚きましたが、いまや各メーカーが
搭載しています、さらに省エネ・湿度・換気・カビ防止機能など、たくさんの機能があります。
それに伴いエアコン室内機が大きくなりますが、タテ(H)とヨコ(W)の寸法は既存のエアコンと入れ替えするのに支障が出るので変えることが出来ません。
ではどうするのか?  答えはエアコンの《厚さ》をかえるのですが、最近の高機能エアコンの出っ張りかたには驚きます。
そして室内機が大きくなれば当然重量も増えますが、重い機種では《18kg》もあります。
重さでいえば給湯器も同じくらいですが、
問題は《厚み》にあり、シンプルなエアコンや給湯器は厚さがないから重心が壁面よりにあり、ネジを水平に固定することでがっしりします。
厚さがあると重心が壁面より離れるので前よりに荷重が掛かります。

 壁 ┠┐                     ┠───┐
 面 ┠┘                     ┠───┘
   ┃↓                     ┃           ↓
   ┃                         ┃
   ┻━━━       ┻━━━━━
                     地 面

エアコン本体が前に倒れようとするので、壁に固定しているビスに引っ張られる力が加わりかなりの負担になります。
最近はエアコン取り付け位置の壁に補強板が施工されています。
補強されていないと負荷に耐えられず落下してしまう危険があります。
新しく住居を造られる方は、ぜひエアコン設置位置の補強をすることをお薦めします。

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