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〜ユーザー視点でのWEBサイト構築〜 ーイケダヤ様ー

はじめに

こんにちは。株式会社NOKIOO クライアントワーク事業部です。
Webサイトを起点としたマーケティングバリューサイクルのすべてのプロセスにおいて、お客様の課題を解決するマーケティングソリューションを提供しております。

この記事では、これまでにNOKIOOがお手伝いさせていただいた企業の実例をご紹介。

今回は株式会社イケダヤの川合さん(専務取締役)にお話をお伺いし、これまでにNOKIOOが行ってきたWEBマーケティング支援について振り返らせていただきました。


浜松市天竜区に本社を置くイケダヤ様。創業は1907年に遡ります。
呉服店としてスタートし、現在では衣料品や生活雑貨の小売業を行なっています。
店舗に並ぶのは専属バイヤーがセレクトした“毎日に、ちょっとうれしいをプラス”してくれるアイテムたち。
浜松市内に7店舗、愛知県豊川市に1店舗を構え、幅広い世代のお客さんに愛されています。

NOKIOOではコーポレートサイト、オウンドメディアサイト、ECサイトの構築などに携わらせていただきました。

今回は
1.NOKIOOにご依頼いただいた背景
2.NOKIOO クライアントワーク事業部が行った支援と今後
についてお話しします。

1. NOKIOOにご依頼いただいた背景

イケダヤ様との出会いは2018年。
当時NOKIOOが実施していた「子育て中の女性人材に向けてのITスキルの支援事業」に参画くださったことがきっかけでした。

それからNOKIOOが定期的に開催していたWEBに関する勉強会に参加くださるように。
「当時はWEBに関する知識を得る機会がなくて。本当に気軽に声をかけてもらったので参加しやすかったんですよ」と川合さんが話します。

インタビューはFuku*Fuku浜松有玉南店で実施。

勉強会に参加くださる一方、同じタイミングでコーポレートサイトのリニューアルを検討していたと言います。

当時のイケダヤ様のサイトの課題としては、
①スマホ対応がされていないこと
②業者向けの硬いイメージのサイトで、お客様にとっては見にくいサイトになってしまっている
といった点が挙げられました。

勉強会への参加などを通し「“(サイトを)作って終わり”ではなくその後のフォローまでお願いできる」と感じていただき、サイトのリニューアルをNOKIOOへご依頼くださいました。

2. NOKIOOクライアントワーク事業部が行った支援と今後

2018年よりコーポレートサイトのリニューアルに着手。
店舗への集客をゴールに設定し、サイトで伝えるべき情報の整理に取り組みました。

「もともとは硬いイメージのサイトで、必要のない情報が多いサイトだったように思います。イケダヤの魅了をたくさんのお客さんに伝えるためには“どんな人が働いているのか”や“どんなお店なのか”といったことを押し出したサイトにするべきだというお話になりました」。

お客様にとって必要な情報は何かを考え、ユーザー視点でのサイトを完成させました。

コーポレートサイト https://www.ikedaya-1907.co.jp/

コーポレートサイトの制作とともに進めたのがオウンドメディアサイト「FukuFukuウェブマガジン」の立ち上げでした。

立ち上げようと決意したのは「イケダヤらしさ(強み)」である
・商品のセレクトにはこだわりが詰まっていること
・お客様との距離が近く親しみやすいスタッフとお店の雰囲気
をもっと広く周知してもらう必要がある、といった想いからでした。

FukuFukuウェブマガジン https://www.ikedaya-1907.co.jp/

季節のおすすめ商品や新しく取り扱いを始めたブランドの紹介、小さなお子様を持つお母さんに向けたお悩み解決記事など、定期的な記事配信に取り組んでいます。

NOKIOOが実施したWEBライティング講座も受講くださるなど、常に学ぶことを大切に。
社内でどんどんWEBライティングのナレッジが溜まってきた、と川合さんは目尻を下げます。

2019年に「FukuFukuウェブマガジン」を公開してからは、月1回のペースでNOKIOOとともにアクセス解析の結果を振り返っています。
毎月配信される記事をもとにユーザー行動を分析。
店舗や昨年オープンしたECショップに訪れ、実際に商品を手に取り購入くださるお客様を増やすためにはどんな施策を打っていくべきなのかを検討するなど、日々奮闘中です。

重要なのはPDCA(Plan・Do・Check・Action)を回すことです。

「FukuFukuウェブマガジン」の記事は店舗の公式LINEでも配信しています。
サイトURLへの導線を設けることでサイトのPV数がアップし、LINEを見て来店するお客様が増加。
これまでは紙チラシでの広報がメインだったが、公式LINEで広報を行うようにもなりました。
「(20~40代のお母さんといった)ターゲットに合わせた集客方法ができてきた」と川合さん。
ひとつずつ新たな取り組みを行う中で「(何事も)WEB起点で考えるようになった」と話します。


先述しましたが、昨年にはShopifyでECサイト「Fuku*Fukuオンライン」を構築しました。

Fuku*Fukuオンライン https://fukufuku-online.ikedaya-1907.co.jp/

コンセプト設計においてはUSP(=自社が持つ独自の強み)の抽出を実施。
その上でイケダヤ様の掲げる「毎日に、ちょっとうれしいをプラス」の深掘りと言語化を行いました。
「提案力」「コミュニケーション中心の接客」「手を伸ばせば届く価格帯」「バイヤーの商品発見力」などなど、社内メンバーからもたくさんの意見が出ました。

さらに、ペルソナの策定やカスタマージャーニーマップを作成も行い、お客様の購買行動における顧客体験を可視化。
全体を俯瞰することで、それぞれのタイミングで出てくるであろう課題、そこに対しての施策が見えてきました。

コンセプトワークの様子

・サイトの中でスタッフの温かさが感じられる
・商品や商品セレクトへのこだわりがヒシヒシと伝わる​
そんなECショップが完成し、これからはいよいよオンラン販売に力を入れていきます。

今後はSNSの活用と、広告施策にも力を入れていく予定です。

Fuku*Fuku浜松有玉南店リニューアルの際の様子

「NOKIOOさんは親しみやすくて、気楽に相談できるのがいいですね。あまり構えずにいられるところもいいなと思っていますよ。本当は構えなくっちゃいけないんだろうけどね」とチャーミングに笑う川合さん。

すべてはお客さんの“毎日のちょっとした幸せ”のために。
イケダヤ様はこれからもどんどん新しいことに挑戦していきます。
NOKIOOはWEBの側面から、その挑戦に伴走させていただきます!

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