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今日が来なかったとしてさ

と言いつつ、

これを書いているということは無事に今日が来たって話で。

これを読んでいるということは無事に今日が来たって話ですね。

自分に対しての”無事に”はまだしも、
読んでくださっている方への”無事に”には、些か無責任さを感じるものです。

今日が来てほしくない、と心底思う日もありますよね。
でもどうやら、来ているようです。さて、今日はどんな枕言葉が合う日でしょう?


ちょいと興味深いアプリを見付けたので、それに乗じて死生観について語る腹づもりです。
ふと目を覚ましたら、今日がやってきていたものですから、朝のルーティンを済ませて一番にこれを書いている次第です。

と言いつつ、同じテーマで音声を収録しますので、こちらは簡易メモ程度かもしれません。


件のアプリは『WeCroak』という名前。iOS/Androidともにあります。が、英語のみかもしれないです。
知ったのはこちらの記事でした。みんな大好きWIRED。
課金ユーザでないと全体が読めない記事ながら、概要は無料部分だけで伝わります。僕も未課金。


こいつは1日5回通知を送ってくるリマインダー。
通知はこう告げます。
“Don’t forget, you’re go-ing to die.〜〜”

アプリに飛ぶと、どこかの誰かの”死と生にまつわる名言”likeなものが表示されます。
ただそれだけ。他の名言を読むこともできないし、SNSにシェアする機能も無い。

なかなかに思想的なアプリケーション、否、サーヴィスじゃありませんか。


おそらく、

響く方にはこれだけで充分な情報で、

響かない方にはこれ以上どう伝えても意味が無いものだと思います。
ということで、文章ではこのくらいで。

価値観が合えば、きっと助けになってくれるアプリです。
無料ですし、ご興味あればぜひ。


音声では、お得意の自分語り、死生観の形成やら良し悪しある影響やら、経験ベースでお喋りするつもりです。
よろしければ合わせてどうぞ。


このテキストも、もう少し続きます。


別に、僕は月並みなことが言いたいワケではありません。
日々を全力で生きろ、とか、今日という日は"誰かがどうしても生きたかった"明日なんだ、とかそんな話ではなく。
生きていることだけが是だとする考え方はしたくない。

でも、生まれてきちまうと、
やたらと腹が減るし、どうにも眠たいし、無性に触れ合いを貪りたくときもあるってもんです。

挙げ句、そこに文明やら経済やら市場やらと重なってくるからややこしいし、弱肉強食と単純にもいかない難しさがあると思っています。そして同時に、人間ならではの素晴らしさでもある、とか。


七面倒臭いことは置いておいたとしても、どうやら今日は来ているようで、じきに明日が今日になります。
この書き方でいくと、永遠に明日は来ず、今日だけが到来し続けることになります。

もちろん、いずれ、最後の今日が来るハズなのに、幸か不幸か”今日がその日だ”と知ることはあまり無いように感じます。
せめて”その日”が佳き日であるように過ごしたいものです。


ちなみに、わたくし、昨日は何もやる気がせずわりとダラリと過ごし、お茶を濁すように夜な夜な髪を10センチくらい自分で切りまして、ギリギリ許容範囲の外で眠りにつきました。

今日が来てくれて良かったぜ、あぶねぇとこだったぜ笑


ということで、皆さまも佳き”今日”をお過ごしくださいませ。

次回も、どうぞよしなに。

末尾ハンコ

そういえば、Stand.fmにも同じものを配信するようにしました。
こちらの方が都合がいいようでしたら、合わせてどうぞ。両方聞いてくれてもいいんだよ。



読んでいただいてありがとうございます。貴重な時間をいただいていることは自覚しつつ、窮屈にならない程度にやっていきます。