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TaskChute Cloud 2 は高機能

シンプルを追求するならタスクシュートにはプロジェクトも、モードも、タグも、見積り時間すらもいりません。

タスクの名前と開始時刻と終了時刻だけが記されていればいいのです。

ユタカジンを書く 12:59 → 13:23

これだけでいいのです。
そして次のタスクは改行して追記します。

開始時刻も終了時刻も書き記されているものは「ログ」です。
開始時刻だけなら「着手中のタスク」です。
どちらもないものは「プラン」です。

(ログ)  移動 10:59 → 12:59
(実行中) ユタカジンをかく 12:59 →
(プラン) 天狼院カフェでイベント

間も無くリリースされる TaskChute Cloud 2 は夢が詰まったといっていいほど高機能です。

それは何に使えばいいのでしょうか?

たとえば、人によっては「移動」とだけある記録から、もっと多くの情報を引き出したくなるでしょう。

どこからどこまで移動したのかとか、何の交通機関をどのように利用したのかとか、そもそも何のために移動したのかとかいうことを知りたくなります。

移動先についてはタスク名を詳しくすればいいでしょう。「東京駅まで移動」とすればいいわけです。

交通機関をどのように利用したかの情報は「メモ」に残せばいいかもしれません。

何のために移動したかは「プロジェクト」との関係で決まるでしょう。

「時間を管理するアプリ」に私たちはいろいろなことを期待します。

それは「人による」というよりも「時による」というべきです。

たとえば前に娘が皮膚科の病院に通ったのは何月何日の何曜日だったかと妻から尋ねられる「時」があります。

この「時」にはタスクシュートの「ログ機能」こそが充実していて欲しくなります。タスクシュートを日々のツールとして愛用しているなら何らかの「答え」を得られるでしょう。

あるいは雨の夜にインターフォンが鳴ってびっくりさせられます。郵便局からゲラが届いたのかもしれないと気づき、あわてて対応します。

手渡された小包を受け取って一息つくと、直前に何をしていたのかを思い出せなくなっています。

この「時」にもタスクシュートが機能していれば、直前には漫画を読んでいたとわかり、急ぎ再開せねばならないほどのことはないと落ち着けます。

この「時」は「実行中のタスク」の機能を活用したのです。

受け取った「ゲラ」を翌日の電車の中で校正しようと決めたとします。そういう移動では座れなければならないし、出発と到着時刻を調べておいたほうがよさそうです。

その出発時刻から「逆算」し、何時何分には家を出なければいけないかがわかると便利です。出発の時刻にくわえ、食事や身支度など最低限のタスクをこなすには、何時には起きなければならないかまでわかるとなおさらいいでしょう。

これにはタスクシュートの「プランと見積もり時間」の機能が役に立ちます。

このように考えていくなら、「時」について一万人からの一万通りの要請がありそうです。

そのすべてに TaskChute Cloud 2 は対応しきれると私は思います。