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知って得する「タイヤラベル」の知識

今回は「知って得する『タイヤラベル』についてご紹介します。

まず、タイヤラベルですが、これを見ることで

①低燃費性能

②ウェットグリップ性能(雨の日の性能)


の二つを確認することが出来ます。

こちらのグレーディングは各メーカー統一された基準によるものなので、

異なる製品の性能を比較することが出来て大変便利です。

次に、タイヤラベリングには2種類存在することを覚えておきましょう。

最初が、日本の「低燃費タイヤラベリング」。

日本の低燃費タイヤ等のラベリング

こちらは、一般社団法人日本自動車タイヤ協会が定めた

グレーディングシステムをベースとしており、マークの意味は下記の通り。

性能がわかりやすくとても便利なラベリングですが、

メーカーが「低燃費タイヤ」として販売したい「夏タイヤ」のみ付けられており

該当しない商品には貼付が義務付けられていません。


スタッドレスタイヤや、

最近人気が出てきたオールシーズンタイヤには貼付されていないため、

ウェット性能や低燃費性能についてわからないのが実情です。


もう一つが、EUラベリング

低燃費性能とウェット性能に加えて、

ノイズ(車内ではなく車外なので注意!)の表記もあります。


こちらのラベリングの特徴は、

乗用車・SUV用に関しては、夏タイヤ・オールシーズンタイヤ・
スタッドレスタイヤ

全てのカテゴリーに貼付が義務付けられていること。

EU圏内で販売されるタイヤ(乗用車用・SUV用)には必ずこちらのラベルを付けなくてはなりません。


われらがノキアンタイヤの商品も

全てラベルがついた状態で入荷してきており、

またカタログなどでも情報を公開しておりますので、

低燃費ラベルが付いた商品とスペックを比較することが可能です。

と、ここで問題が。


ラベルを並べると、日本のものとEUのもので、

使われているアルファベットが違うことに気づきます・・・。


でも、焦る必要はありません!


両テストともほぼ同様のテスト方法と、グレーディングにもほぼ同じ数値を用いており

おおよそ下記の様に換算することが可能と言われております。

■低燃費性能

■ウェット性能 これは単純です!

ちなみにですが、各グレードでどれ位性能が変わるのかも気になりますね。

まずは、低燃費性能から。


グレードが「1」変わるごとに、「1%向上」もしくは「1%悪化」するといわれています。

表にすると下記の通りになります。

仮にもともと低燃費性能が「B」のものをつけていて

最高グレードの「AAA」に変えた時、低燃費性能は「3%」向上することになります。


本日(2022年6月28日)の全国ガソリン平均価格は170円ですので、

リッターあたり、5円程度向上されることになります。


なんだ、たった5円?と侮ることなかれ。


燃費10㎞/リッターの車に乗っていて、年間10,000㎞走る人の場合

年間で5,000円違ってくることになります。


燃料だけでなく、日用品も続々と値上げしてくる中、このコスト削減は嬉しいところ♪

また、二酸化炭素の排出減にもつながり、地球環境にも優しいと言えるでしょう。

続けて、ウェット性能について。

上記の図は、時速80㎞でウェット路面でブレーキングした際の

ウェットグリップ「A」のタイヤと比較して他のグレードの完全停止するまでの距離が

どれ位長くなってしまうか、を表しているイラストになります。


仮にウェットグリップ「C」のタイヤを履いていた場合、

何と7mも先に行ってしまうことがわかります。


7mと言えば、軽自動車で考えると「丸々2台分+α」の距離。


某国産メーカーさんの説明では、100㎞/hの際は

セダン2.5台分の差が出てくるとも言われています。


なかなかここまで緊急なブレーキングをする機会はありませんが、

万が一の時にしっかりとグリップしてくれて


自分と同乗者の安全だけでなく、他の人の安全も守れる


と言うところで是非「ウェットグリップ」の高いタイヤを履いて頂ければと思います。

さて、私たちが販売しておりますノキアンタイヤは

サマー・オールシーズン・スタッドレス、全てのカテゴリーで

性能がわかる「ラベリング表記」をしております。


特に日本でのラベリング表示の義務がない、「オールシーズンタイヤ」では

他のサマータイヤとの性能の違いを確認出来るのがポイント。


ウェット性能は安心の「B」。低燃費性能はEUで「C」ですが、

日本で言う所の「A」に相当し、低燃費タイヤと肩を並べられるくらいの性能を持っていることがわかります。

数年に1回のタイヤ交換ですが、

けっしてお安くないお買い物ですので

出来れば後悔の無いチョイスをしたいですよね?


今回お伝えした内容をご参考にして、良い買い物をして頂ければ幸いです!


もちろん、タイヤは


「ノキアンタイヤ」がおススメ!


それでは!

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