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ネットプリントのまとめ

これまでにつくったネットプリントのまとめです。本に関連するものは、Kindleセールのときに復活させることもあります。

第13の製本方法

同人誌『BOOKBINDING at HOME』の販促用につくったものです。紙を折って16ページの本をつくる、という方法をはじめて試してみた回。小口と地を裁ち落とすとノンブルがぎりぎりの位置でした。次あたりからそのへんこなれてきて、位置に余裕持たせられるように。

糸綴じの、一番めんどくさいけど背がきれいになる綴じかたの解説本です。同人誌には未収録。
同人誌『BOOKBINDING at HOME』P28で解説している、1枚の紙を折って16ページの本をつくる方法、実際にやってみたいなと思って企画しました。1枚の紙に180度回転した原稿が混ざるので、面つけと校正が混乱しますね。

製本の同人誌はアリスブックスさんで通販してます。

イラレ手帖

『Illustrator ABC』のときに先行販促で「イラレ手帖」というのをリソグラフでつくったんですけど、そのときのロゴ借りてきました。あの頃のイラレと違ってるのは、イラレ特有の角度感覚が重要になってきたので、それをまとめて見れるものが欲しいなと思って。紙のサイズやフォントサイズ一覧も入れてます。

Illustratorを使うときに役に立ちそうなデータ集です。実際自分でもよく使っています。表紙みたいにベタ面がある場合、機械によっては筋入ることがあるので、その場合は可能なら他店の機械でも試してみてください。ムラなくきれいにでることがあります。わたしもきれいに出る店と筋が入る店がわかったので、きれいに出るとこに毎回行ってます。
角度は回転のほか、直線とか扇型つくるときに便利です。
これはサイズ感確認のための。mmのところを定規で測ってあってたら原寸ででています。ネットプリントの場合、ドブなしで紙のサイズでPDFをつくれば原寸で出るはずなんですが、念のため。イラレで100ピクセル角を単純にmmに変換すると、だいたい35mm角くらいのサイズ感になるので、わたしはこの規格で素材つくることが多いです。印刷に持っていっても大きすぎず小さすぎず使いやすいサイズで配置されるので。

『色の大事典』関連(伝統色とか)

伝統色は紙に切れ込み入れて折るだけでつくれる、かんたんなやつです。配色サンプルは両面印刷型です。

日本の伝統色と世界の伝統色と配色サンプル(補色編)。配色サンプルは近似色とかスプリットコンプリメンタリとかもやりたいなと思っています。
こういうのつくってて思うんですけど、きれいな色の集合、増やしてるだけで目が楽しいんですよね。


2022年のカレンダー

フライトタグもどきカレンダーです。わたしが手帳に貼って使いたいのでつくりました。こんなふうにダイカットにしてもいいし、長方形に切ってもいいようにつくってあります。
何枚か出して、机の前にも貼ってあります。小さいので前後の月を組みあわせて置けて便利。

印刷見本

これやってて、紙のサイズに合わせてPDFをつくればどうやら原寸で出るらしい、というのに気づいたのでした。

セブンのコピー機の印刷サンプルが欲しくて。350ppiより300ppiのほうがきれいに出るので、原稿がおかしいんじゃないかと何度も確認したんですけど、あってるんですよね。今度、別のデータでも試してみたいなと思っています。

印刷のしかたとか折りかたとか

最初の頃の、「日本の伝統色」と「世界の伝統色」は、片面印刷で切れ目を入れてつくる簡単なタイプだったんですが、そのあとのは両面印刷で折ってつくるタイプなので、印刷の段階からちょっとハードル高いです。

これで正解なのかどうなのかわかんない状態で印刷されますが、折ってみるとちゃんとつながるんです。両面印刷で表裏のずれが1mm程度におさまるのがすばらしいです。
「2枚を1枚」は、ページ数が多いPDFを半分の印刷代で出せる(片面に2ページ分ずつ印刷するから)、みたいな機能なのでスルーしてください。わたしもこれに一回はまって、片面印刷になったことがありました。長辺とじか短辺とじのどっちかを選択すると両面印刷になるんですが、この場合は「短辺とじ」を選んでください。
折りかたはこのページに書いたんですが、表紙と8-9ページが表にくるように折れたら正解です。ホチキスで中綴じにして、天地小口をカットしたらできあがりです。
伝統色のほうは、切れ目を入れてこんな感じで折るとできます。印刷のない面をスティック糊などで貼り合わせると、絵本みたいな感じになります。

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