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ストレスとは無縁になるべきか

仕事、人間関係…あらゆる場面で人はストレスにさらされています。

生活の中から可能な限り、ストレスはなくしていきたいですよね。

ストレスと「無縁」の状態になる。考えただけで幸せな気持ちになりそう…

でも、本当に無縁になってしまって良いのでしょうか。

「そりゃそうだろ!」と思うかもしれません。しかし、ストレスには「悪い」ストレスと「良い」ストレスがあるのをご存知でしょうか。

悪いストレスは体に悪影響を及ぼしますが、良いストレスは私たちの活動のパフォーマンスを上げてくれるのです…!

今日はストレス2つの側面について書きたいと思います。ストレスにも良い面がある…とわかったら、ほんの少しだけ気が楽になるかも?しれません!


「悪い」ストレス

ストレスという言葉から一般的に想像するのは、やはりよくないイメージだと思います。

うつ、パニック障害、PTSD、摂食障害等々…

様々な病気を引き起こしてしまうイメージです。

この「悪い」ストレスは受ける意味のないものですので、限りなく0にしたいものです。


「良い」ストレス

ストレスに良いものがある…??と思うかもしれません。これも日常で受けることが多いストレスですが、「ストレス」と認識していないこともあるかもしれません。

適度な緊張感…と言い換えるとわかりやすいかもしれません。

テストを受けるとき、試合をするとき、プレゼンをするとき等々…緊張しつつも少しワクワクしている、あの状態です。

これは「良い」ストレスなのです。適度な緊張感は体のパフォーマンスを上げてくれます。(ヤーキーズ・ドットソンの法則)

また、適度な緊張を受け入れ、乗り越えると自身に達成感を積み重ねていくことができます。達成感の積み重ねは自信に繋がるので、良いストレスというのは積極的に受け入れていきたいですね。


ストレスと「無縁」になると

では、本当に何もストレスがない状態になるとどうなるのでしょう。

適度なストレスに晒されていないと、正常な心理状態や認知機能を維持できず、心身が退化してしまいます。

ストレスを完全に排除する「感覚遮断」という実験の結果からも、適度なストレスがいかに重要かわかりますね。

悪いストレスとは無縁になっていく必要がありますが、良いストレスとは積極的に関わりをもつことが、人生を豊かにしていくことに繋がります。


まとめ

ストレスと一口に言っても2つの側面があり、それは表裏一体の関係であるといえます。

・悪いストレスは心身に悪影響を及ぼす

・良いストレスは体のパフォーマンスを向上させ、達成感を積み重ねられるチャンスに変えられる

・ストレスを「完全に排除」すると心身の状態は正常ではなくなる。悪いストレスを排除し、良いストレスと関わりを持つことで人生が豊かになる。


今回は以上になります!良いストレスの存在を知れば、その状況下に置かれたときに前向きに考えることができるようになりますね!





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