見出し画像

TEDで英語を勉強しよう! イレーナセンドラー、瓶の中のいのち

私は英語の勉強と称してYoutubeのTEDチャンネルをよく見ているのですが、なかでも TED-Ed というシリーズが好きです。主にアニメーションによる解説で、歴史や科学など多岐にわたるテーマを英語で学べます。知的好奇心が刺激されまくり!

今日アップされていたのは、ナチスの迫害下でゲットーから2,000人以上の幼いユダヤ人を救ったイレーナセンドラーという女性活動家の話。
TED-Ed How one person saved over 2,000 children from the Nazis - Iseult Gillespie

「戦場のピアニスト」を見たばかりなので、あのゲットー環境下から多くの子供を救ったという行為と勇気が信じがたく、また自身もゲシュタポから拷問を受けながら口を割らなかったというから驚き。TEDの動画ではまだ日本語翻訳がアップされてないので完全には理解できてないと思いますが、Wikipedia情報も総括すると、彼女はゲシュタポから死にかけるほどの拷問を受けたそう(ナチスの公式広報では死んだことになってる)。「シンドラーのリスト」のような実話はたくさんあるのでしょうね。

そしてセンドラーは2007年ノーベル平和賞の候補者となったものの、賞は「気候変動に関する政府間パネル」主宰者のアル・ゴアに贈られました。ゴア氏の受賞は日本でもニュースになったから覚えています。もしセンドラーが受賞していたら、彼女の活動はより広く知られていたのかも。映画になってもおかしくないような話ですが、欧米では舞台化されて広く上演されているそう。日本でもぜひ舞台やミュージカルになって、このような話が広く知られてほしいと思いました。
ちなみに「瓶の中のいのち」というのは舞台のタイトルで、彼女が自分たちが救った子供たちの名前などを紙切れに書いて瓶に入れ、木の下に埋めていたことから来ています。その行為ひとつとっても危険だったはずですが、子供たちの将来と尊厳を思って記録に残していたのでしょうか。

本日のノート📓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?