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結局、あのアニメどうなった?【3】
さてさて、今回も『途中で放り投げたアニメ、または未履修のアニメ』の感想を手短に書こうと思う。
【マッシュル】
2023年に放送されたアニメ。原作漫画は未読。「主人公が無能力者×魔法の世界」という情報しか知らなかった作品。とりあえず、2023年に話題になっていたので、何となく視聴開始。
第1話目を見た限りでは「これって、ハリポタ×ワンパンマンじゃん!!」と感じたが、レアン寮のキャラが登場し、バトル展開になったあたりから、じわじわとおもしろくなってきた。そして、その勢いのままに2期まであっという間に見てしまった。
「マッシュル」は多数のパクリ疑惑が取り沙汰されているが、個人的には楽しめた作品だ。強敵が幾度となく現れても「結局、マッシュが倒すんでしょ」と、謎の安心感と共に見ていられる。3期制作が決定したらしいので、物語の続きが放送される日が今から待ち遠しい。
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「マッシュル」の推しについて
主人公のマッシュ・バーンデッドは推しのうちの一人だが、彼は悪事を働いた異性(なかなかの美女)にも容赦なく制裁を加える。ある意味男女平等なのだが、敵に回したくないな、と素直に思う。
その他の推しは神覚者の二人、レイン・エイムズとカルド・ゲヘナである。特にレインは当初嫌なキャラなのかと思っていたが、蓋を開けてみれば面倒見の良いお兄ちゃんだったのが素敵。
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「マッシュル」まとめ
マッシュが負けるところを見て見たい
シュークリームが食べたくなる
フリル付きエプロンが気になる
【炎炎ノ消防隊】
2019年から放送されているアニメ。原作漫画は未読。もともと大久保篤先生の漫画が好みではなく、おまけに「なんか、青の祓魔師っぽい設定だな」と思って放置していた作品。だが、今なら見ることができそうだと判断し、視聴してみた次第だ。
結果としては、なかなか良かった。特に1期終盤の森羅VS象の兄弟対決のシーンは熱かった。象と和解できるのかと思いきや、2期に続く展開も良く、「これからどうなっちゃうんだろう!?」とわくわくした。
また、「蟲は異界アドラの生物」という設定が面白かった。Dr.ジョヴァンニが言及した「昆虫は宇宙からやって来た説」が気になり、思わず検索してしまったほどだ。
「炎炎ノ消防隊」の推しは紅丸、象、アーサー、ジョーカー(暗部時代の52含む)、リヒト、カリムである。彼等が生き残ってくれれば、それだけで充分なのだが、果たして結果や如何に――
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アニメの続きを読んでみた
2022年に3期制作が決定したらしいが、未だに放送日などの情報がないため、2期からの続きが読める単行本20~34巻をレンタルして読んでみた。その感想を一言でまとめると「何だこりゃ!?」である。
アニメ3期を期待していたが、続きを制作するのは難しくないか、とツッコみたくなる内容なのだ。“杉田スミレ”の場面なんか、どうするんだ? 実写でやるのか? 無理だろう!
結局、伝導者の正体は人類の想像の産物だし、森羅が世界を再構築して皆がハッピーエンドみたいな終わり方をするのだ。この「世界を再構築、または書き換える」という行為は他のアニメや小説でも目にするため、意外性は無かった。ああ、そういうオチにしちゃうのね、とがっかりすらした。
それに、ドッペルゲンガーが柱になるのはアリなのか? そして、処女懐胎の父親は誰なのか? キリスト教の場合は神(天の父)だが、この漫画の場合も神(伝導者以外の神)ということでいいのだろうか? それとも、「救世主を望む人類の総意」が妊娠させたという解釈で良いのだろうか?
とにもかくにも、途中までは楽しめたが、最終的に台無しにされた感じがする。つくづく、物語の終わり方は大事だなと実感した。
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「炎炎の消防隊」まとめ
1期OP曲「インフェルノ」が好き
アニメは2期までにしておけ
「ソウルイーター」を読みたくなる
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