見出し画像

【おすすめ漫画】ジャンプ+読み切り3選【3月】

どうも朝から漫画を読んでいたら日が暮れてしまっていたのいといと申します。よろしくお願いします。

突然ですがみなさんは『タコピーの原罪』という漫画を知っていますか?

こちらの作品はタイザン5先生が描いているのですが、現在Twitterでかなりの注目を集めています。

3/25に16話が公開され、完結を迎えましたが、今もなお沢山の人たちを熱中させている作品です。

そんな人々を魅了した新人作家のタイザン5先生ですが、なんと過去にジャンプ+で読み切りを何本か発表しています

過去作品の一つである『ヒーローコンプレックス』。タコピー同様にヒューマンドラマとなっています。こちらも当時は少し話題になりました。

このようにジャンプ+の読み切りで高評価を得て、連載までしていく作家が一定数います。つまり可能性に満ちた新人作家たちの宝庫なのです。

なんとかして面白い漫画を世に広めたい…!
あわよくば連載してほしい…!!続きが読みたい……!!!

そんな思いが詰まりに詰まっている紹介記事です。どの作品もとても面白いので読んでみて頂けたら幸いです。

では作品紹介へと参りましょう!


紹介① マイハートドライバー

名家に仕える家系で育った佑は嫌々ながらも主である蓮城寺家お嬢様の運転手として働くことに。そんなお嬢様とは気難しい性格もあり、距離が縮まらない日々を過ごしていたのだが、そんな気難しさには過去の出来事が原因と分かり…!?
ジャンプ+より引用

心温まるハートフルストーリー

幌山あき先生は過去に『二番目の運命』という読み切りも掲載しており、こちらも心温まるハートフルストーリーとなっています。

今作品での主人公とヒロインの信頼関係が少しずつ形成されていくのが読んでいて心にグッときます。自由奔放気質な主人公と優等生とあろうとするヒロインがとても素敵です。

そしてモノクロなのに鮮やかな色彩を感じさせる絵がとても良い。
水彩画タッチも相まってより美しさを引き立たせています。

マイハートドライバーより

一番好きなシーンはここですね。
その人の幸せが自分の幸せになる」。とても好きなセリフです。
相手のことをちゃんと思わなければ感じられない最高の幸せだと思います。

読み終わったあとには心がじんわり温まる素敵な作品です。


紹介② 交際裁判

才色兼備なご令嬢・内田と、努力家の御曹司・比黒は理想の恋人と校内で羨ましがられていた。しかし、比黒は付き合っていないと関係を否定。教室は法廷に変わり内田は「交際隠蔽」を起訴するのだが……!?
ジャンプ+より引用

学園恋愛リーガルコメディー(1種類)

ジャンプルーキーで数作品掲載している星空しろき先生の初読み切りです。

90年代タッチの作画、読みながらツッコんでしまいそうになるギャグ、コマ割りと話構成の良さがどれも素晴らしいです。加えてこのカップルがとてもかわいい。少しアホな子が混じっていますが

交際裁判より

彼氏(仮)に交際していると認めさせるために起訴する」という始まりがかなりぶっ飛んでて良いですね。好きなシーンです。

広い傍聴席もある立派な法廷(教室)ですね。
話が進むごとに傍聴側のモブが描かれていくのですが、何故かモブもキャラが立っています

ここまで丁寧に描かれているのも別作品にはあまりないかもしれません。

この作品のすごい点は「明確なツッコミがいない」ことです。
時々ツッコミが入りますが、5回もありません。それも別々のキャラが最低限ツッコミます。

このような構成になっているため、ツッコミは読者になるんですよね。
とてもおもしろい漫画構成だと思いました。

ぜひ、皆さんも読みながらツッコんでみてください。沢山ツッコめた人はおそらくツッコミの才能があります。


紹介③ スロースターター

「俺には飢えがない——」アイドルを目指すもデビューは遠く、真面目だけが取り柄の煌介。カリスマ性にあふれた新人・旦との出会いをきっかけに、自分を変えるステージに挑む…!
ジャンプ+より引用

続きが読みたくなる王道漫画

集英社での企画である「ジャンプの漫画学校」での卒業制作作品となっています。詳細はこちらです。

また遊馬爽先生は過去に『星の双王子』という読み切りを掲載しているのですが、とても上達しているのが分かります。

画力、コマ割り等も上がっていますが、一番伸びているなと感じたのは漫画の構成力だと感じました。初心者目からみても一目瞭然です。

スロースターターより

このステージに出ていくシーンがとてもカッコいい。
背後からの視点ですでにイケメンですよね。実際イケメンなのですが。

物語は中々アイドルデビューできない主人公が、大型新人と出会い、デビュー試験に挑戦する_____というような王道展開の作品です。

王道展開の場合、必要な要素は「作画の迫力」と「感情移入のしやすさ」が重要だと考えています。

今月も読みながら話の流れが大体わかる王道展開の作品はいくつかありましたが、この作品が一番おもしろいと思いました。

主人公もライバルも、とてもカッコいいの応援したくなります。そして続きを求めてしまいたくなる完成度。最高でした。

個人的に連載期待度が最も高い作品です


あとがき

いかがだったでしょうか?
どの作品もおもしろいのでまだ読んでいない方はこれ機に読んで見てくださいね。

また最初にお話しした『タコピーの原罪』が初回無料で完結まで読めます。
読んだことがない方はこちらもぜひ読んで見てください。途中で挫折してしまった方も安心してください、ちゃんと救いはあります

ではまた5月の頭くらいにお会いしましょう。

おわり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?