過去の自分に熱を貰った【4#】
一時期TRPGなる物にハマっており、
その熱がきっかけで自分たちもシナリオを作ろう
ということをした。
それももう二年以上前の話。
今は社会人になってTRPGをする時間がなくなり
友達もプレイする場も消滅していった。
そんなある日、最近pixivにFANBOOKという機能
があり、お金を払うと好きな絵師の限定イラストが見れることを知ったため2年ぶりにpixivを開いた。
ふと思い出した。
そういえば僕も創作してたな、と。
今はどうなってるかな〜勢いだけで書いた拙い文章だしな〜と思いながらも自分の創作ページを開いた。
すると………
めちゃくちゃ見られてた。
3000に見られてるの?ハートも200付いてるし…
自分にも付くとは思ってなかった100users入りのタグ。夢かと思って顔殴ってみたけど夢ではないらしい。
今読み直したら想像通りの拙い文章だったけど
熱意を感じられた。
当時の自分を思い出す。
あの頃の楽しくて自分たちでも作って遊ぼうと、
自分の楽しいを誰かにも共感して欲しくて
試行錯誤しながら何時間もかけて作り上げたシナリオ。
色々調べて作り上げたシナリオ背景。
春のイメージを文字に載せようとした情景描写。
文字でだから表現出来ると信じて書いた自分の思い。
熱が込まれていた。
少なくともその熱が僕の消えていた創作という心に熱が伝染した。
胸が熱くなった。
自分にもこんな熱意を伝える作品を残せていたんだな。
たくさんの人たちに愛される作品を作れていたんだな。
同時に申し訳なくなった。
ごめんな当時の自分。
たぶんこれからも熱意を持ってたくさんの作品を世に出すと決めて苦手な文章を6700字も書いたんだよな。
続けられてなかったよ。本当ごめん。
でも少し熱を分けて貰ったからまた創作に挑戦してみようと思う。
今度は過去の自分にも胸を張っていられるように。
ありがとうな過去の自分。
また頑張れると思えるくらいの熱を貰えたよ。
読んでみたい方用のURL。
本当に拙い文章ですが気になったら是非。
二年越しとなりますが読んでくれたたくさん方々
には頭が上がりません。今後もこの作品を愛してもらえると幸いです。
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