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【ニューヨーク赴任】自由の女神をトイレでスルーする 

明日小学校の見学だと言ったら、お嬢が「じゃあ今日自由の女神見に行きたい」と主張。あらカワイイ〜見たかったのね〜、とさっそく向かうことに。
初めてのメトロであります。

ゴーストバスターズで見たわー。
余計な装飾一切なしのホームとやたらデカい車輪の音。ホームドアがないから危ないよー、と伝えると
「こういうところは進んでないんだね」とお嬢。
お嬢はまだ東京に帰りたい派なのである。

メトロの椅子が無茶苦茶冷たい。トイレの便座も冷たいし、この国の人はお尻の温度管理に無頓着であることもわかった。
お腹弱い人種にとっては不安しかない。

無事に港の駅に着いたら、うっかり客引きのお兄さんに捕まり、謎のツアーに参加することに。灼熱のバス2階で30分待たされるなどハードモード。

せっかく最寄りの港を目掛けてメトロに乗ったのに、バスでどんどん離れていく…あたし売られるの……でもバスはすごい多種多様な人種でごった返し。みんな強そうだから大丈夫かなー。など不安になっていくと、遠くの港に到着。ここからフェリーに乗るんだってさ。

これまた結構待たされて出航。風が気持ちよくて次女アムはウェイウェイご機嫌。「ニューヨークフォー!」と叫んでる隣でお嬢がみるみる機嫌が悪くなり「気持ち悪い……」。キター!そういうタイプよねー!
静かに気持ち悪いなら対応しやすいのですが、「ギャー!!気持ち悪いいいい!!」と叫びながら、両手の指を全て口の中に入れるという奇行に出て周りの観光客はエクソシストを見てるみたいな顔して引いている。


船の中の席に横にならせたり、トイレに連れて行ったりしてたら、女神についていたらしいよ。BGMのアリシアキーズの「にゅーよーーーーー!」の音量がすごかったからわかる。いまハイライトだね。
悲しい思い出になったらよくないと思い、お嬢に「今なら見れるよ!」とデッキの端に連れて行き、女神の後ろ髪くらいは少し目撃させました。

こんな感じ。どっち向いてんだろ。テレビで見たまんまだな。
アムは終始ご機嫌だったのが、波がデッキに乗り上げて来たのをまともに食らって鴨川シーワールドのシャチショーくらい全身びしょ濡れに。注意するようアナウンスで何か言ってたような気がする。聞き取れない親でごめん。
帰りは椅子に横になっていたお嬢。東南アジア系の女性がわざわざ寄って来て「ホントニカワイイ」え、カワイイのってびしょ濡れで震えてる6歳ですか?吐きそうでグロッキーな9歳ですか?

さて、港に戻り乗って来たバスに乗って帰るため並んでいたら、私たち含むふた家族を残して「いっぱいになったから次のバスを待って」と取り残されることに。なんでやねん。絶対乗せてきてないやつ乗せちゃってるじゃん。
前の家族もこちらを見ながら「ベビー連れを置いてくなんて信じられないわね」とご立腹。……ベビー?


怪しいタクシー勧誘のお爺さんの熱視線を無視しつつしばらく待ってもバス全然来ない。きっとバスが来ても、客席が埋まるまで待たされそう……よし歩こう!
チャイナタウンを抜けてメトロの駅を探して帰ったのでした〜本日の歩数11,000歩。チャイナタウン、様子がおかしい人がたくさんいて緊張して疲れた〜。
夜8時に寝ました。

写真は通りかがりのエセックスマーケットで「俺たちが作ってるのはニューヨークのイタリアンじゃない。シチリアで長年修行したイタリアンなんだ!」と誇り高いシチリア人から買ったラザニア。ターキー入り。うーん。まあ美味しいけど。シチリアの修行もう少し長めでも良かったかと?

ちなみに船から降りたらお嬢は元気いっぱい〜。

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