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【ニューヨーク初心者生活】誕生日ランチは天ぷらまつ井

情緒不安定なお嬢のサマーキャンプは今日で最後。大体お迎えに行くと「ゲームで一番になった!」など、ご機嫌が治っているのだけど、朝になるとブルーになっている。
パーキンソン病かも、と言うのは終わり、今度「私生まれ変わって厳しい親の元に生まれたらどうしよう」来世の心配までし始めた。果てしねえな。
最後の日の朝も、サマーキャンプの会場で「寂しい〜」と泣くお嬢。噂に聞く保育園最初の日ってこんな感じかな?もうすぐ10歳だけどな?てかもうサマーキャンプ10日目だけどな?

同じチームに日本人の女の子がいる次女アムは対照的で、お嬢が泣いてる後ろでだるまさんが転んだを楽しんでいる。「英語がわからなくて泣いたら先生が手を繋いでお散歩してくれた」と、それなりに苦労はしている模様だけど、「泳げるようになった〜」「自然史博物館の遠足が楽しかった〜」など、前向きでニコニコ朗らか。

一方、会場の出入り口で渋るお嬢。
「今日はプールもあるし楽しそうじゃない?」
「プールはすごいゴミだらけで、足の裏にいっぱいくっつくんだよ。で、それを拭くシートの上でこすり落とすんだよ……」
それはーー気持ち悪いーーーー。
足の裏のゴミって本当に不快だよねーーー。

うまく説得できなかったので、昨日夜見た映画グーニーズの人気キャラクター、スロースとチャンクの真似をして退散!我ながら強引!

さて、わたし実はもう直ぐお誕生日。
お誕生日はハンバーガーとかタコスとかラーメンではない美味しいものが食べたいと探して、予約したのが天ぷらまつ井。

なるべく安い店なるべく安い店と探して生きてきたこの一ヶ月、初めてこんな綺麗なお店に来ました。

ニューヨークの高級な店が初めてで、
ドレスコードがあるかもとシャツを着てきたら、周りのお客さん、デニムにタンクトップだった。それどころか、座席に犬を連れてきている。
さらに途中何かの出し物か、巨大な巻物を取り出して読み上げている謎イベントまで開催している。
リラックスムードであります。

一ヶ月ぶりにおしぼりに再会。お前、久しぶりだな‥‥なんだがちょっと綺麗になった??
濡れた布が好きだと叫びたい!
居なくなって初めてわかる大切な存在ーーー。

こんな先付けも出てきちゃう。
お客が犬を席に連れてきていること以外日本!!
美味い…‥悪魔的に美味い。
しばらく日本人に生まれた自分の運命に感謝する時間が続きました。わたしはこの天ぷらを味わうために生まれてきたのかもしれない。

お父さん、わたしニューヨークでエビの頭食べてます!安心してください!

カニシソ巻き。海の神様と山の神様に感謝。
ズッキーニの天ぷらは唯一要らなかったかもしれない。


それにしても、アメリカの料理はデカい。高いしデカい。半分で半額希望。

で、結局食べました。気がついたらズボンのチャックが降りてるくらい腹が膨れました。

見て!!
こんな綺麗なトイレ、三途の川なの?わたし死ぬの??

店員さんも信じられないくらい親切で丁寧で、ミシュラン取っちゃうのも納得。ミシュランくんみたいな腹になってるわたしが言うんだから間違いない。



バチェロレッテの萌子さんなら三日くらい断食しそうなボリュームでしたが、42歳の締めくくり最高の時間であった。43歳も確実に痩せられなそうであります。

消化のためフラフラ散歩していると、

ん?
穴が空いてるようなトリックアート??

いやほんとに開いてたわ。
ニューヨーク、景気いいんだか悪いんだかわからん。

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