一等星

吐きだした言葉の分だけ削られていった気がした僕の中のなにかが
しらないフリして笑うのは午前0時までって決めました
雨に滲ませる空気と溶けて消えてしまいたいって水たまりがぱしゃんと泣いた
弾けたのは太陽の日差し
じんわり、はにかむ、花の色
今日もきみが好きです、そう思えることに安堵感を覚えて
明日もきみが好きです、と小さくつぶやいて
気の抜けた言葉で埋め尽くされた交差点を車が轢いて、弾けて、泡となっていった
流星群が都会を駆け抜けて行く夜
すべては闇に吸われ、燃えるんだって、しってた?
鮮やかに花開く刹那の輝き
照らされるのはセカイの色
きみも僕も、彩られて、今宵0時すぎまで手をつないでいようか

心の瞬間の共鳴にぼくは文字をそっと添える。無力な言葉に抗って、きみと、ぼくと、せかい。応援してくれる方、サポートしてくれたら嬉しいです……お願いします