物理的距離

指で辿る感情のゆくえ
無機質な文字の色に添えた、あなた色
記念日にかこつけて存在を押しあててみたの
入道雲の向こう側が燃えていても気づかないような距離感にもどかしさと安堵感を抱いて、揺れる、震度3
津波の心配はありません

心の瞬間の共鳴にぼくは文字をそっと添える。無力な言葉に抗って、きみと、ぼくと、せかい。応援してくれる方、サポートしてくれたら嬉しいです……お願いします