見出し画像

MONO GRAPHY 写真部「写真力を高める講評講座『あなたの写真の傾向を分析します』スナップ編」に参加してみて

先日 塙先生が講師の講評会

MONO GRAPHY 写真部「写真力を高める講評講座『あなたの写真の傾向を分析します』スナップ編」

に参加してみましたので所感等を書いてみました

あくまで自分の所感なのでこれが正しいとかという話ではないです

なぜ参加したのか?

先月に別のワークショップに参加しました。
所感等はこちらに書いています。
その時はお題があったり、期限が決まっていたりとだいぶドタバタした参加となってしまっていました。
そのためいつもの写真が思うように撮れなかったり、印刷までしてみて見えてきた事もあったりとで消化不良感がありました。

じゃあいつもリラックスして撮っている写真はどう評価されるのかというところが気になって参加しました。
また日頃写真は撮っているけど何を目指して撮るのかや
人に観てもらうにあたり、どういう写真をセレクトしていくかといった部分も気になったのが参加の理由です。

事前準備

今回の講評会にあたり基本制限はないのですが以下条件がありました

  • スナップ写真であること

  • カラーとかモノクロ縛りはなし

  • JPEGデータ

  • レタッチは自由

  • クロップはなるべくせず

  • 枚数は10枚程度

上記条件をもとに写真をピックアップしてみました

セレクトした写真

写真は

  • なるべく直近のもの

  • 初めてのお台なしの講評会参加だったので構図はまんべんなく

  • スナップなので無人なものや、有人のものを混在して

  • モノクロ、カラー混在は特に気にせず

といった感じです。
あと、写真の説明をするときにわかりやすいようにロケーションと番号を振ってみました
ただ、これは全体を通して連番にしておくべきだったと反省です。

どんな感じだった?

場所はMONO GRAPHYさん主催なので小伝馬町のお店になります。
そういえば前回の講評会でも気になったのですが店内では小規模な展示会もやっていたり、写真集を売っているので早めに行って鑑賞するのもいいかもしれません。
(気になる小物もあったりと、財布がゆるくなりそう(笑))

今回の参加人数は6人でした。
講評会の時間が2時間だったので自分的にはちょうど良い人数かなと思いました。

データの受け渡しはSDカードでとあったのでSDカードで渡しましたが
USBメモリーでもAirDropでも大丈夫そうでしたのでこの辺りはお好みで。

講評会の写真表示はお店にあった32インチのモニターで表示。
カラーマネジメントがしっかりしているモニターだったので表示データがしっかり見えてよかったです。

流れ的には以下の感じで一人15分ぐらいでした

  • 1人ごとに

    • ざっくりとデータを表示

    • 1枚毎に簡単に写真の説明

    • 参加メンバーでどの写真がいいかをチョイス

    • 塙先生から全体的な写真の傾向の解析説明と今後どういう写真を撮っていくとよいかのアドバイス

ちなみにあくまで評価会なので
「ここがダメ!」とか「こんな写真はだめだな」
といった辛口感な会ではないです。
あと参加者もおののの
「この写真のこういうところがいいよね」
と、和気あいあいとした会でした。

他の参加者がチョイスした写真

流石に枚数が多いので、参加者の方がチョイスしていただいたデータだけ載せてみます

浅草橋近辺の柳橋から上流に向けて撮った屋形船の写真
都庁前広場


自分に対してのアドバイス

まず塙先生から質問があったカラーとモノクロが混在しているのはなぜか
この辺りは前項で記載したとおり、撮ったときのまま選んだのでという説明をしました。

アドバイスとしては以下のようなヒントをいただきました

  1. コントラストの高い写真は印刷したときに硬すぎるかも

  2. ビル群の写真は階調が低いので階調を豊かにすることにより立体感が出てくる

  3. トーンを探していく
    モノクロであれば256階調ぐらい表現できるといいかも

  4. 全体的に建物(ビル系)が多いのでそういう系を攻めていくといいかも

  5. (番外)道に落ちているタバコの写真は印刷すると面白いかも

話を聞きながら確かにそうだなと感じました。
実際殆どが大きくてもipadサイズでしか写真を見てなかったので
改気づく点も多かったです。

あと全員の評価が終わって時間があったので質問させてもらいました

  • Q. 写真を撮るときテーマを決めたほうがいいのか?

  • A. 撮りながら他にテーマ外でいい構図やオブジェクトも出てくるのでそこにこだわる必要はない
    例えばその日撮った写真をいいと思ったテーマごとにフォルダ分けすることによって後で展示やSNSでアップする際にまとまりができて、印象がつくかも

確かにこういうところって例えば「今日はモノクロ縛り!」にしたあとにめちゃくちゃ色のきれいな構図ができたりしたら残念だなと(笑)

他の人の作品をみて

自分の番が終わったらあとは興味なしということはないです
他のかたの作品もどれも素晴らしかったです

ちなみに前回の会でお会いしたかたも参加されていて
めちゃくちゃいい写真を見せてもらいました!

写真って同じ場所同じ時間で撮ったとしても同じ写真はないですし、
自分が気づかない視点をもって撮ってる方もいます

なのでやっぱりいろいろなかたの写真を観る、感想を述べるということは
写真が上達することにおいて重要だなと感じました。

全体を通して

単純に評価して、アドバイスをもらって終わりというわけではなく、
雑談をはさみながら写真について先生、参加者ともに考えていく感じが良かったです。
あとガチプロを目指してお互いハードに切磋琢磨していく会でもないのでその人の写真の良いところを評価しつつ、次何を目指していくかという部分を考えられる感じが良かったです。
会の後半でもありましたがまた次の機会に同じ人の作品を見たときにもっといい写真がみれたらいいかなという感じで定期的に参加するのがいいかなと思いました。

今回のアドバイスとか気づきをもとに、考えながら写真を撮っていきたいです。

塙先生、主催者の方、参加されたメンバの方
楽しい時間と貴重なアドバイスありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?