見出し画像

【アイデア】蒸し風呂

1.ランダムワード「蒸し風呂」

蒸し風呂とは蒸気で体を蒸らす風呂とされています。
最近でいえば、ミストサウナが近い認識になりますが、使用の機会としてサウナ自体を表現する際にも使用するので、今回は蒸し風呂≒サウナとしておきます。


2.活用が想定できる業界

活用できる業界としては温泉地にある温泉旅館等の観光業界が挙げられる。
また、近年ではパチンコ・スロット店を展開する遊技場経営を行うアミューズメント業界の企業が温浴施設を経営するパターンも増えている。
日本特有のギャンブルであるパチンコスロットと日本独特のブームがあるサウナはかなり観光業として親和性の高い娯楽分野となっている。

ちなみにとある東海地方の有名ユーチューバーがサウナ動画で利用しているサウナ施設も経営母体は遊技場経営会社である。


3.事業概要

サウナ混雑状況まとめサイト


4.顧客ターゲット

事業者側としては日本国内の温浴施設
利用者側としては温浴施設周辺地域のサウナファンと住民


5.事業内容と流れ

温浴施設側に施設内のサウナの利用状況を把握していただき、そのデータを公開してもらいます。
利用者状況を公開したい施設と公開したくない施設がおそらく発生するでしょう。
この場合は基本的にサウナ施設まとめサイトの一環として、施設紹介も同時に行うことで、サイト登録を促し広告効果という付加価値をつけます。

ただし、どうしても公開したくないという場合はお金をこちら側から払ってでも情報を得る手段を模索した方が得策です。


一定数の施設情報が集まったら、サウナ施設まとめサイトを設立します。
ブラウザ版だけではなく、できるだけ手間を減らして調べられるように検索を容易にするアプリケーションがあるとなお良いでしょう。


このサイトで1番肝となるサービスがサウナの利用状況の公開です。
サイト利用者が周辺地域の温浴施設で施設情報と利用状況の2つから今から行くサウナを決められるのが強みです。


最終的に事業者数が増えれば比較サイトとしての質が上がり、旅行比較サイトのような独自クーポンを打ち出してさらに利用者拡大を図れるでしょう。


6.背景

この事業はサウナ利用者が増加している現状と新型コロナウィルスの流行がある状況で少しでも安心して、そして落ち着ける環境をサウナーに提供したい気持ちから考案しました。

サウナ利用者の中には落ち着いた環境で考え事をしたい方も多いです。
ですが、昨今のサウナ利用者の増加により、入りたいタイミングで水風呂に入れなかったり、座るイスがなかったりなど最高のサウナ環境を実現できないことも多いです。

特にサウナの聖地と呼ばれるような施設では、とにかく人が多いという状況が常に続いているため、観光もしくは聖地巡礼目的で来店する人を除く地域住民にとっては決して良い環境とは言えないでしょう。

都会ではプライベートサウナなども数多く存在しますが、利用料金も高いため、高頻度で利用するのは難しい方が多いと推測できます。

なので、利用者状況と施設情報を公開することにより自分の利用目的に合わせたサウナ利用ができるサービスは流行する可能性が高いと予測できます。


また、事業者側にとっては利用者の少ない施設では新規客の流入を図ることができます。
そもそも、利用者の多い施設にとってはむしろ売上を下げてしまうサービスとも考えられますが、その点を施設情報紹介の充実でカバー等できれば、十分に全ての温浴施設にメリットがあると考えます。


7.事業のメリット

この事業のメリットはサウナ施設全体の盛り上げとターゲットとなる全国のサウナファンにとっての必須ツールとなり得る点です。

温浴施設は過密施設と過疎施設どちらも存在しています。
サウナの質の良いところや特徴的なサウナのある施設に人が基本的に集まりますが、サウナの利用者によってはとにかくゆっくりと考え事がしたい人なども存在します。

そのような人にとってはサウナの質は二の次でしょう。
どちらかといえば人の少ない施設を選びたいという考え方を持っている可能性もあります。

過疎施設にサウナファンが流入することにより、温浴施設の盛り上げに繋がるでしょう。


さらにいえば、有名な場所を利用したい人もできるだけ人の少ない時間帯に訪問できるように混雑時間帯がまとめられていれば、満足度も上昇し、施設側も閑散時間帯の来客も望めるでしょう。

利用者の満足度上昇は中長期的に多くの来客を望めるので、ほとんどの事業者にメリットがあると想定できます。


8.事業のデメリット

デメリットとしては情報収集が困難な点です。
人気施設では中長期的なメリットがある点を想定したとしても、自店に来客するはずの見込み客が他店に流れる可能性ある情報を出すのは基本的にありえません。

また、正確な利用者状況が提供される保証がないので、都合の良い情報を事業者側が提供した場合はサイト自体の信用問題に関わります。

このデメリットを回避するためには、初期段階では利用状況の公開は行わず、施設情報を紹介する比較サイトとして事業者側との信頼関係を高めていくのが良いでしょう。

サイトやサービスを利用してからさらに多くの来客ができたという信頼の元に利用状況を公開してくれれば、さらに追加サービスを受けられるなど利用状況公開以上のメリットを提示することによりこのサービスは質の良いものとして実現するでしょう。


9.まとめ

今回は「サウナ混雑状況まとめサイト」の事業案を紹介しました。
こちらを実現するためには、正確な情報収集と事業者側との信頼関係が必要です。

課題は多くありますが、サウナの混雑状況はサウナーにとって貴重な情報です。
質の良い情報提供を利用者側にできればこのサービスは成功間違いなしといっても過言ではないでしょう。


より良い改善のために感想やコメントを頂けると非常に嬉しいです!
励みにもなりますのでぜひスキもお願いいたします!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?